08/28/04
幕末の政治模様5(強圧政治がテロを生む)
話を幕末の政治模様に戻しますと、こうして井伊大老の登場によって全面的反動・弾圧政治に突入したのですが、自分の息子慶喜が将軍になり損ねて面白くない水戸の斉昭が、尾張藩主と一緒に不時の登城をして、井伊大老による独断の日米和親条約締結を詰問したことがあります。
これに対し、井伊は不時の登城が規則違反であるとして、斉昭に蟄居処分で応酬します。
続いて安政の大獄となるのですが、(密勅問題もあって)水戸家には我慢できないことだらけでした。
憤激した水戸浪士による安政7年(万延元年)1860年「桜田門外の変」が発生してくるのですが、強圧政治はテロの生みの親というところです。
「テロは悪い」と太陽が東からあがるのと同じように、何の問題もないような言い方を、すなわち反対論をいうこと自体許されないように(この点に対する言論の自由がないようです)今のマスコミが宣伝しますが、テロを生み出すのは政治なのです。
あるいは、一方の言論ばかり報道するマスコミにも責任があるかもしれません。
アラブや弱者が、世界的な報道権を持っていないのも問題です。
現在政治でいえば、アメリカの世界政治の運営には、悔しい思いをしている民族が一杯居るでしょう。
日本は、これまで何か成功するとアメリカの都合の良いようにスポーツや貿易その他のルールを次々と変えられて悔しい思いをしてきました。
日本は先の戦争で痛い目に合っていますので、隠忍自重して、変えられたルールにせっせと適応してきたのが戦後政治でした。
以前にも、05/25/03「日本は単一民族・同質社会?」と03/25/04「平和憲法と国の安全 7(我が国人材の多様性)」その他のコラムで書きましたが、日本は、同質民族ではなく多様な民族が坩堝の中のごった煮のように仲良く生きているだけですから、あらゆる場面に適応できる人材がそろっているのです。
よその国はそういう点では硬直した民族構成が多く、ようやく1人前になってくると韓国でも日本のような目に逢う場面が増えてきます。
硬直性の強い韓国では、すぐいきり立ってスポーツの場で露骨に騒ぐのですが、日本から見れば、「韓国は青いなあ・・」というところです。
とりわけアラブ民族はそういう単質性が強いように思います。
複雑系の能力の低い民族は、国としての抵抗をすれば第2次大戦での日本の2の舞ですし、国として抵抗した結果はあのイラクの現状です。
そうなれば、水戸藩士が脱藩して浪人になってから井伊大老を襲撃したように、サウジの元国民ビン・ラーデイン氏やヨルダン出身者などが個人としてテロするのは、合理的な行動といえるでしょう。
すなわち、強圧政治のあるところにテロが必然的に生み出されているのですから、テロを非難するならば、テロを誘発する正義に反する強圧政治がないのかの検証をしなければ公平な報道とはいえません。
巷間、ネオコンが敢えてテロを助長しているのじゃないかとさえ、噂されているのですから・・・・。
真相かどうかわかりませんが、「華氏911」を今日これから見てきます。
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