08/05/04

国会の機能10(政党のあり方・スローガン)

登記のように、書類さえ整っていれば機械的に受理されるに決まっているところには、受付に関して、政治家の活躍する余地がありません。
法律要件がはっきりしない役人の裁量の働くところに、汚いところに発生するばい菌のように、利権に群がる政治家が跳梁跋扈するのですから、汚職をなくすには、不透明部分を極力なくしていくのがこれからの進む道でしょう。
政党が本気で汚職をなくしたいならば、役人の裁量を無くし、裁量があってもその裁量をできるだけ透明化していく制度改正の提案こそ求められるのです。
具体的な提案なくして、政党が「清潔な政党」とか「汚職反対」とアッピールしているだけでは、単なるポーズでしかありません。
「国会の機能」 のこらむで、いつも書いていることですが、誰も反対しないスローガンだけ唱えているのでは、政党とはいえません。
どのように実現するかの方策について、国民の意見が分かれるのですから、そこをこそ国会で(公開の場)議論してほしいのです。
これまでの法律は、誰の反対もないようなスローガンだけ法律・すなわち国会で決めて、具体的な方策は政令で決めるようなことが多かったのです。
美しい国土、地球にやさしい、自主性のある子供を育てる、思いやりのある福祉等々・・・・・スローガンはなんでもいいですが、問題は具体性でしょう。
あるスローガンを実現するには、必ず既存権益を損ないます。
ですから、抽象的なスローガンだけでなく、具体的に何を改善して汚職をなくすかという提案が出来てこそ政党の価値があるのです。
政治家の仕事は国策を論じることであって、入学や就職の世話(こうした不透明な仕事)ではありません。
また国会は、汚職追及するためにあるのでもありません。
国会は検察の真似事ではなく、明るみに出た汚職の根源を探り、再発防止策を議論する場所です。
清潔な政治の実現には、手続きの透明性を図り、これの監視機構としての情報公開の実現が必要でしょう。
わが党は「許可基準の透明性を図るためにこうすべき考える」と言う具体論を掲げた政党に成長してほしいものです。
国民は、その具体論の優劣や好みで投票できるようにすべきです。




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