08/19/02

住民基本台帳ネットワーク 3

全国ネットワーク網の構築は、経済合理性があるのでしょうか?
膨大なコンピュータシステムの導入により関連業界の特需効果と、維持管理に関連する長期的需要と言う意味では、業界にとっては、意味のある事はわかりますし、役所の方では、コンピュータによる省力化による人員削減どころか、この新しいシステムの為に大勢の人材を投入していて、却って忙しい思いをしていますので、官僚機構の膨張精神にぴったりと言う所です。
そのうえ、不正アクセス問題を騒げば騒ぐ程、その防止の為に、システムに複雑な関門を設ける事になるので、仕事は増えるばかりで言う事はありません。
政治的には、永年の念願であった国民総背番号制に王手をかけられると言う事で官僚機構とコンピュータ業界にとっては、国民が何故反対するのかと言う所でしょう。
どぶに捨てても金を使えば国民経済は、浮揚すると言うケインズ的発想からすれば、土木工事よりも、国際競争に曝されているコンピュータ業界を、救済する方が良いじゃないかと言う声も聞こえて来そうです。
救済的な仕事量の増加と言う一種の補助金政策は、決してその業界が国際競争力をつける事にならないと考えますし、どうせ使うなら有用な事に使って欲しいと思いますが、こうしたマクロの経済効果については、経済学者が多分分析しているでしょうから、(経済専門誌である日経新聞にはこの角度からの論説がなかったように思いますが?)素人の私としては、ちょっとした疑問を述べるしかありません。
そこで、ミクロ的に、ネットッワークの有用性について考えてみたいと思います。




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