07/18/08

アメリカの累積赤字額1(外貨準備率)

ドルの信認が低下し、危機的状況になり、日々刻々にドルが下落する状況になると、どこの商店でもドルで受けとって両替するまでのタイムラグの間にドルが下落していると損をするので、ドルで受け取らなくなります。

海外では、旅行者やバイヤーはドルでは、レストランの食事も土産物も買えなくなりますから、(飢え死にしちゃいますよ!)無制限発行は抜けない伝家の宝刀・・・出来ないのです。

「アメリカは、基軸通貨国だから・・・・」と言う俗説は、普段から無責任にドル垂れ流しをしていても、世界大国だから誰も(怖くて)咎めることが出来ないと言うだけの話です。

アメリカが破綻する場合を考えると、日本政府がどのくらいアメリカの財務省証券やGSEその他の公的債権を買わされているのかが気になるところです。

7月15日の日経新聞では、日本のGSEの債権購入額は、2290億ドルと出ていました。

これは民間を含めた数字か否か不明ですが、24〜5兆円ですから大変な額です。

政府は、外貨準備をどこの外貨でどのように運用しているかを明らかにしていませんが、これも、世界の外貨準備状況を見ればおおよその見当がつくでしょう。

世界の外貨準備内容の割合がIMFで集計していますので、ここでウィキペデイアからの引用で紹介しておきましょう。

 

世界における準備通貨比率
通貨 1995 1996 1997 1998 1999 2000 2001 2002 2003 2004 2005 2006
米ドル 59.0% 62.1% 65.2% 69.3% 70.9% 70.5% 70.7% 66.5% 65.8% 65.9% 66.4% 65.7%
ユーロ - - - - 17.9% 18.8% 19.8% 24.2% 25.3% 24.9% 24.3% 25.2%
ドイツ・マルク 15.8% 14.7% 14.5% 13.8% - - - - - - - -
UKポンド 2.1% 2.7% 2.6% 2.7% 2.9% 2.8% 2.7% 2.9% 2.6% 3.3% 3.6% 4.2%
日本円 6.8% 6.7% 5.8% 6.2% 6.4% 6.3% 5.2% 4.5% 4.1% 3.9% 3.7% 3.2%
フランス・フラン 2.4% 1.8% 1.4% 1.6% - - - - - - - -
スイス・フラン 0.3% 0.2% 0.4% 0.3% 0.2% 0.3% 0.3% 0.4% 0.2% 0.2% 0.1% 0.2%
その他 13.6% 11.7% 10.2% 6.1% 1.6% 1.4% 1.2% 1.4% 1.9% 1.8% 1.9% 1.5%
 

 



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