07/13/07
美しい日本(町並みをキレイに!)4(物不足思想の転換3)
人類や動物何万年の歴史体験・・考えの基礎が正反対に覆っているのが、現在の生活基盤というべきでしょう。
めでたいことの最高に位置するはずの長寿でさえ、それ程めでたいと思う人が少なくなってきました。
「長生きするだけなら誰でもできるよ!」
「どのように高齢化時代を生きていくかだ!」
と言うことでしょう。
最近、地球温暖化の関係で、「勿体ない」思想の復活が唱えられていますが、省資源と古くなった物品を大事にとっておくのとは、似て非なるものです。
飽食であることには変わりないし、変化のスピードも鈍るどころではありません。
老朽化した古い設備をそのまま使っているのでは、企業競争に勝ち抜けませんので、同じ思想が復活することが出来ません。
企業設備の償却にしてもそうですが、これまで、税務上一定率以下には下げてくれなかったのです。
近年まで、道具類の償却は、5%が下限だったと思いましたが、正確には忘れました。
しかも数年で陳腐化する最新設備でも、5〜10年の定額や、定率方式ですから、企業はたまりません。
ここ数年企業会計に関しては、最近か数年前にか忘れましたが、償却制度の見直しが報道されていましたが、遅きに失している感じです。
(今では償却がゼロまでしてくれるようになったと思います)
まして建物・・固定資産税で言えば、企業ほど切実ではないので、(運動体が存在しないので)改革が遅れがちですが、固定資産税は、企業人の損得だけに任せずに、美しい町並みをどうするかという高度な?視点で考え直さなくてはならないのです。
美しい町並みを創るということで、道路幅を広げるとか建蔽率を強化し容積率を引き下げるなどというのは、ただちに儲かる実業界がないので、実現する応援団がいないのです。
しかし、私の意見の実現は、長期的には、市街地の再開発につながり、ひいては巨大プロジェクトになるし、老朽化した家をそのままにしていると、強化課税するならば建築業界は喜ぶのではないでしょうか?
現在でも、市町村の固定資産税評価では,建物建築40年でも50年でも再建築価格の20%評価が下限です。
ただし、特別の損壊を認めれば、別途減額評価もあります。
償却の考えは、いつまでも大事に持っていると最低5%、または家なら20%の評価をされてしまうので、物を大事にしない方が得という税制とも言えます。
しかし、償却に関するこの制度・・政府の考えはすべて、
「償却が済んでも、物を大事にいつまでも温存する」
のが普通であるという基礎的思考で出来上がっていることの表れでしょう。
良いものをいつまでも大切にするのはいいのですが、バラックみたいな家やせ狭っ苦しい道路を、いつまでも温存していたのでは、国の恥です。
(阪神淡路震災での、神戸市長田地区の大被害も、こうした町並みの温存と因果関係があったのです。)
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