07/13/07
美しい日本(町並みをキレイに!)2(物不足思想の転換1)
豊かな社会の実感とは、先ず宅地の細分化ではなく、逆に宅地やマンション一戸あたりの平均面積の拡大が必要でしょう。
例えば、せっかくの100〜150坪の宅地が35坪前後に細分化されて、ぎちぎちに家が建つ町並みづくりが流行していますが、100坪単位くらいを最低にした方が町並みもきれいになるし、(生活道路も広く取れるので、災害対応力もつきます)国民も豊かさを実感できるのです。
明治以降の貧しい・・物の足りない時代の税制をそのままにして、「美しい国づくり」と言うキャッチフレーズだけ借用して、安部政権が鸚鵡返しのように言っているだけでは意味がないでしょう。
その上で、建蔽率・容積率を今よりもかなり厳しくすべきです。
現在の60%前後の建蔽率では、家ばかりが大きくて庭らしい庭も取れず、町並がスラムみたいになります。
たとえば、35坪や40坪前後の土地で、建蔽率60%ですと、家と玄関周りの駐車スペースを除くと、その周り50〜60センチメートル幅の僅かな土地だけしかない一戸建てばかりになってしまうのです。
庭木や草花を楽しむどころでは、ありません。
周辺は僅か1メートル〜50センチ幅でも、面積に直すと結構大きいからです。
わかり易い約100平方メートルの土地の例で考えると、約10メートル四方ですから、玄関・駐車場まわりに約20平方メートルとると、建蔽率60%ですと、約60平方メートル目一杯の家を建てますと、(この種の人は、目一杯建てる傾向です)残りの空き地は約20平方メートルしかありません。
これを家の回り(約10メートル×約10メートル)に、ぐるっとまわすと、その幅の程度が想像できるでしょう。
こうして、最近は、ぎちぎちと建物が建ち並んだ町並みよりが増える一方ですが、こういう町並みよりは、100坪単位の敷地の家が並んだ町並みにした方が、植え込みやいろいろな花壇作りなどで、道行く人が楽しめる町並み・・・美しい日本が出現する確率が高いでしょう。
小さな家ばかりを奨励する各種法令(税法その他、よってたかって小さな家が有利になる仕組みです)をそのままにしていて、「美しい日本!」などとよく言えたものだというのが私の意見です。
規制緩和の時代といっても、政治の方向を「美しい日本」と決めた以上は、その方向へ規制を強化したり、補助金を出したりのメリハリをつけるべきなのです。
これをそのままにして、富士山でごみ拾いしているのでは、政権をとった人のすることかいな?と思われても仕方がないでしょう。
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