07/07/07

組織脱退の自由10(憲法211)国籍離脱の自由3

昔にくらべて海外旅行や、海外移住が楽になっているとはいえ、今の政権がいやだからと言って、おいそれと韓国やアメリカに移住できる時代ではないのです。
もちろん千葉の人が、神奈川や静岡に移住するのだって、転職が必要になって結構大変です。
もともと・フリー他や日雇い労務者には関係がないのですが・・・。
安定した中流以上になると、現在享受している生活利便を放棄するのは、容易ではありません。
一見奇妙なことですが、弱者であるはずの底辺層程失うものが少ないので、実は政治的締め付けには抵抗力が強いのです。
広域移動の利益を最も享受している階層は、実は犯罪者層かもしれません。
政権や社会の安定には、中流階層の拡大が必須であるゆえんです。
中流層または中流の幻想を植え付けられている階層は、権力から大した恩恵を受けていないのに、弱い損な役回りをするのです。
国家の選択は、(独占事業の場合も・・たとえば東京電力がいやだからと言っても、一番近いところでも中部電力や東北電力のあるところまでいかねばなりません)事実上できない・・困難なのです。
この意味では、却って、中世や近世以上に自分を支配している権力機構から逃れる方法が狭くなっているとも言えるでしょう。
政府や公共団体組織から合法的には逃げ出せない以上は、その組織内で自由闊達にいろんな意見を言えるようにし、政権選択選挙に清き1票を投じて自分の意見を反映するしかないのが現実です。
失うものが多く、支配外に容易に逃げられない現在でこそ、民主主義が重要です。
マンションのコラムで紹介しましたが、マンションの場合、簡単に売って逃げられるから、逆に建て替え決議が進まない面もあるのです。
マンション住民が逃げられない者だけになれば、建て替えや補修の意見も真剣になるでしょう。



関連ページリンク

Powered by msearch
稲垣法律事務所:コラム:検索

検索ベースはこちらから

 


コラムTOP

リンクを当コラムにはられる方はお読み下さい

©2002, 2003, 2004, 2005, 2006, 2007, 2008 稲垣法律事務所 ©弁護士 稲垣総一郎
Design / Maintained by Pear Computing LLC



ブログ
株式投資