07/14/05

破産の現状14(小額管財10)(トラの威を借る?)

小額管財人には若手弁護士が頼まれて就任するのですが、管財人になると1段と偉くなるようです。
年初に、ある事件で、私の依頼者の不始末があったと言うことで、管財人である若手弁護士から事務所に挨拶に来いといわれて驚きました。
(私に言わせれば、管財人が筋を読み違えていると言う意識・或いは職務遂行が未熟なだけだという印象でしたが・・・・。)
自分も同じ若手なら、「自分の拙劣さを棚に挙げて何だよ〜」などと思わないでしょうし、そんなことに驚いたり憤慨したりしないでしょうから、こんなことに憤慨すること自体老化の現われだろうと自省すること頻りでした。
弁護士の価値は、自分でいい仕事をして依頼者に喜んでもらって、次々と仕事が来るのが勲章であると思っています。
国選であれ、当番弁護であれ、小額管財であれ、どちらかと言えば自立できない弁護士が担っている分野ですが、裁判所の下請けを中心にしている者が、権威?をバックに大きな顔をしているのです。
ま、管財人と言うのは、とても偉いものだということで納得して、言われるままに遠路訪問してきましたが、犬猫じゃあるまいし、年をとっていることが偉い訳ではないのですから、変なことにこだわる自分に驚いたのです。
裁判所が威張っているからこうしたことになるのでしょうが、こんなことは大手と下請けの関係でも同じです。
自分で独立できないのが、大手の社員や木っ端役人と言う構図ですが、こういうのに限って、下請けに対して威張り散らすのです。
弁護士の下請け化の危険性については、07/08/05「救急弁護士の組織化3(配給制の弊害1)」前後のコラムで連載してきましたが、このように権威を傘に着た行動が増えてくるのは困りものです。



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