07/19/04
近鉄騒動3(カルテルの有効性)と経営者の人材3
話しが横にそれましたが、今回の騒動では12球団が11になり10になれば、「球場は黒字になる」と言ってる経営者もいるようです。
セパ2リーグを1リーグにして、人気の巨人戦を自分ところもやりたいという思惑もあるでしょうが、それでも業界トータル観戦者数は変わらないか減る理屈です。
ジリ貧の野球界を、どう建て直すかのビジョンが見えません。
バスが、10分間隔で半分しか客が乗らない場合、20分おきにすれば満員になるかと言うと、そうは行かないのです。
始めの内は満員でしょうが、そのうち、不便になったのに対応して、客が引越したり転入者が減少し、残っている人もマイカーなどに逃げてしまっていつの間にかまたガラガラになります。
今度は30分、・・・次は40分おきにすると、いよいよ客が減ってしまい、ついにはどうにもならなくなったのが、地方路線バスの歴史です。
20人乗りのバスを40人乗りにすれば、車と運転手は半分ですみますが、客は不便なので逃げてしまいます。
大型化して、結果的にがらがらのバスを一杯走らせていますが、秀才が考えるのはその程度の浅知恵です。
最近名古屋のループなど、小さなバスをこまめに走らせるのが流行っているのは、そうした反省からでしょう。
近鉄や西武などの許認可業種たたき上げの経営者の集まりでは、仲間内の競争とカルテルだけしか頭になくて、消費者の立ち場を考える習慣がなく、他業種が競争相手になると言う発想が抜け落ちるようです。
バスの失敗が教訓になっていないのでしょう。
今でも私鉄の輸送力増強計画は、15分間隔を10分間隔にすると言う方向性は少なくて、2両を3両にとか、4両編成を6両にするなど増結が中心です。
乗客からすれば、自分は座席一つあればいいのですから、車両数よりも間隔が短いのがいいのです。
例えば、私のようなスポーツ音痴でも、地元にロッテがあるからこそ、試合のない日は、(やれば負けることの方が多いのに、)「今日は試合がなくて勝ち損ねたね」と家族で残念がっています。
これが西武や横浜と合併したら、我が家の話題から野球が消えてしまうでしょうし、もともとのロッテフアンでも、わざわざ千葉から横浜や所沢まで見に行く人が何%いるでしょうか?
合併しても、西武や横浜球場の客はそれ程増えませんよ!
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