07/18/04

マスコミの人材4(独占と形式主義者2)(落ち目になるまで報道しない)

今は、マスコミが報道を独占していますから、マスコミが一致してレベルが低ければ、何をしていてもつぶれる心配がないと言うところでしょう。
内容がなければ、服装や形式にこだわりたくなるものです。
地方の名門校は比較的服装に無頓着で、2流3流校になればなるほど、生徒の服装にうるさくなる傾向があります。
逆は必ずしも真では有りませんが、形式にこだわる人がトップにいて、その意向に合わせて社員が行動するならば、報道内容も{たかが」知れていることになります。
その内容は、概ね政府広報と大同小異になり、それではマスコミは存在価値がないでしょう。
実際、記者クラブなどという税金を使うシステムに安住して、官の発表だけを報道しているマスコミって、内容は政府広報と変わらないのに、言い回しをだらしなくしたり、間に低俗娯楽番組やコマーシャルを入れたりして、如何にも民間らしくカモフラージュしているだけではないでしょうか?
鈴木宗男氏の跳梁跋扈ぶりは、事件になる前からマスコミは重々知っていたのに、彼が権力から見放されるまでは、何の報道もしなかったのです。
落ち目になってからしか報道出来ないマスコミって、政府(時の権力者)の片棒担ぎでしかないでしょう。
これまでマスコミ界は、独占にあぐらをかいてやってこられたので、国際競争に鍛えられている国民水準から、かなりずれてしまったのではないでしょうか?
今では、骨のある人物はマスコミから独立して、フリージャーナリストになるしかない時代です。
私は、報道に志すものとしては当然の進むべき道であろうと思います。
カスみたいな組織にこだわっていたのでは、精神が汚染されてしまうでしょうし、本当の報道ができません。
本当の報道をしたかったら、郡司さんや橋田さんなどイラクで被害を受けた人達のようにやるしかないでしょう。
こうした人達の活躍は、歓迎出来ますが、政府としてはいやでしょうから、自己責任などと脅しをかけて損害賠償まで請求しています。
これを批判し、仲間を擁護するマスコミ報道が全くないのもおかしな話しです。
いろんな意見があってもいいのが私の立場ですが、どこからも批判が出ないのは、「政府の行為は、太陽が東から出るほど正しいからだ」と言う反論もあるでしょうが、政府の請求は100人に1人も不思議に思わないほど程自明な正義でしょうか?
そうではないのに、マスコミは政府が怖くて批判ができないだけではないでしょうか?
アメリカのイラク兵虐待問題では、アメリカが世界中から批判されましたが、そのときアメリカの誰かが発言していましたが、このすっぱ抜き報道自体は、アメリカのメデイアが行ったものでした。
「アメリカの自由民主主義・人権擁護の理念が地におちたとを批判しているが、どこの国で、こうした自国の恥をすっぱ抜けるほど報道の自由な国があるだろうか」
というのです。
我が国のマスコミにそう言う度胸が100分の1もあるのでしょうか?
そんな腰抜け揃いが独占しているマスコミから、逃れられない国民はいい迷惑です。
ところで、私が思いつきで書き連ねているこんなコラムでも、お陰さまで今年6月の月間アクセス数が、12万件弱に達していますから、マスコミも独占にあぐらをかいていられない時代が来るでしょう。
とは言っても、マスコミが独占している素材が規制されているのでは、こちらは判断が狂ってしまいます。
今回のイラク派兵では、マスコミがあまり論じませんが、「自衛隊に危険が及んだらどうしてくれるんだ」という理由で報道規制があって、自衛隊の動きに関しては許可された内容しか報道できない仕組みになっているのです。
恥ずかしくっていえないのでしょう。
役人的発想で、「・・・何かあったらどうするんだ?っ」と脅すやり方です。
そんなこと心配して政府発表しか報道しないのなら、戦前の大本営発表と何も変わりませんし、マスコミではなく、政府広報機関と名前を変えた方がましです。
個人のプライバシイ侵害では、報道の自由・表現の自由を大きな声で主張するのに、もっと重要な、国策に絡んだ国民の判断に必要な情報が規制されるのに対して、どうしてて抵抗しないのでしょう。
こんなことがどうして許され、またマスコミ各社が喜んで受け入れているのか、国民に何故、こうした規制の実態を繰り返し知らせようともしないのか、もともとマスコミは政府のお先棒担ぎだと私は思っていますが、それにしても情けない限りです。
国民はアラビア語を習って、アルジャズイーラでも見るより外ないのでしょうか?




関連ページリンク

Powered by msearch
稲垣法律事務所:コラム:検索

検索ベースはこちらから

稲垣法律事務所コラム内:役所に関するコラム
稲垣法律事務所コラム内:議員に関するコラム
稲垣法律事務所コラム内:国会に関するコラム
稲垣法律事務所コラム内:皇族に関するコラム
稲垣法律事務所コラム内:明治に関するコラム
稲垣法律事務所コラム内:憲法に関するコラム
稲垣法律事務所コラム内:歴史に関するコラム
稲垣法律事務所コラム内:ゆとりに関するコラム


コラムTOP

リンクを当コラムにはられる方はお読み下さい

©2002, 2003, 2004, 2005, 2006, 2007, 2008 稲垣法律事務所 ©弁護士 稲垣総一郎
Design / Maintained by Pear Computing LLC



ブログ
株式投資