07/11/03
老人の再婚 3
これに似た場合として考えら得るのは、昔から有る婿養子の制度です。
いかにも「婿さん」と言う感じの人がいますが、お母さんの再婚相手も一種のお婿さん的なタイプの場合は、子供達は納得し易いのでしょう。
しかし、そう言うタイプは滅多にいませんし、(だからこそ、婿さんタイプという特殊な言葉が有るのです)いたとしても、敢えて再婚する程魅力を感じる事も少ないでしょう。
無一文にも拘らず、資産家の未亡人と再婚出来る男性は、どう言う人でしょうか?
職業に貴賎がないとは言いますが、労務者や末端の肉体労働者ではないのが普通です。
小心翼々として定年まで勤め上げたサラリーマンは、自分の家を持っているのが普通であるばかりか、失う度胸もないので無一文にはなりませんし、再婚相手の家に転がり込む事も有りません。
無一文に近い人なのに、それなりに魅力あるとなれば、何かの事業でたまたま?失敗しただけとか、何かと冒険して来た男になり勝ちです。
こういう男に惚れて再婚するとどうなるか?
「もうひと旗上げたい」と言う願望につい同調してしまい、亡夫の遺した家屋敷を担保に提供してしまう事が起き易いのです。
無駄遣いする女性と結婚しても、やる事は細かいので、いきなり家屋敷まで売り飛ばされる事は滅多に考えられませんが、一旗組の男と一緒になると、あっという間に家屋敷がなくなる事が有ります。
そこで、子供達が、母親の再婚には、猛反対する事になり勝ちです。
ただし、老人の再婚シリーズのコラムを書き始めた頃に相談中だった事件は、後妻が借金地獄の果てに、90才近くのおじいさん名義の家屋敷を担保に入れてしまって、子供達が大騒ぎしている事例でした。
これからは、事業資金だけなく、女性でも誰でも、借金し易い消費者の時代ですので、安心出来ませんよ。
この事例では、後妻と言っても未だ60代前半ですから、余り年の差が開いてるのも考えものですね。
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