07/10/03
結婚事情 (初婚)9(婚姻を軽く)
平成15年5月20日の「結婚事情 (初婚) 1」以下のコラムで、女性にとっては、経済力の上昇、安全な社会の発達から、女性は、出産の必要はあっても婚姻(制度としての意味です。)の必要性が、減少して来たことを説明して来ました。
男性は男性で、真面目人間が多くなって、『身を固めろ』などと言われなくても、働き過ぎていて、もう、固まっちゃている人が多くなりました。
結婚のためのデートをする時間が、勿体無い、或いは結婚して家庭サービスしていると、出世競争(または研究活動等々)から落ちこぼれると言う心配から、デート段階から乗り気でない若者が、増えて来ました。
こうした事情の一端は「超高齢化社会の生き方3(何故そんなに急がせるの?)」のコラムでも、少し触れていますので参照して下さい。
その上、この頃は、男の子も炊事洗濯くらいは、させないと時代遅れになるとばかりに、子供のときからいろいろ訓練されていますので、男性も旧来のように「身の回りの世話をして欲しい」と言う欲求が弱くなって来ました。
他方、社会環境としては、誰でも直ぐできる電子レンジに始って、便利な家電製品があふれているばかりか、持ち帰り食材、中食等々便利なものが発達する一方ですから、男性にとっては、結婚の必要性が減少する一方です。
女性にとっては、子供を生み育てると言う、人類始って以来の神聖な職務が有りますが、子育ての困難さから敬遠しがちとなって来ました。
この問題は、2002年5月21日頃のコラムから『社会の高度化と少子化問題』をテーマに、別の角度から、連載していますので、これを併せてお読み下さい。
そうなって来ますと、男性、女性双方にとって婚姻(結婚ではなく)の必要性が減少して来ます。
これからは、純粋に好きかどうか愛しているかどうかだけで、一緒になったり別れたりする社会になってくるように思います。
結婚制度自体を軽いものにしないと、制度利用者が減少して行くかも知れません。
関連ページリンク
稲垣法律事務所コラム内:結婚、婚姻に関するコラム
稲垣法律事務所コラム内:高齢化に関するコラム
稲垣法律事務所コラム内:老人、老後に関するコラム
稲垣法律事務所コラム内:社会の高度化、教育に関するコラム
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