07/09/03
婚姻制度 22(王冠を掛けた恋)
また婚姻の話しに戻ります。
企業や組織体も、組織永続の為には会員資格を厳しくしたり、オーナー企業では、オーナー家の跡取りが誰になるかは企業にとっては重要関心事になります。
しかし、皇族と違って私企業に対しては、強制する法律はありませんが、永続する為には優秀な人材が後を継がねばなりません。
娘婿が後を継がないならば、話しは別ですが、跡継ぎとなれば、親も必死ですし、従業員(構成員?)の意見も無視出来ません。
会社の後を継ぐからには、それだけの人材でなければやって行けないからです。
近年(と言っても半世紀以上前のことですが)では、イギリスのシンプソン夫人とエドワード8世との「王冠を賭けた恋」が有名です。
その結果、エドワードは退位し、現在のエリザベス女王の父(すなわちエドワードの弟)が即位したのです。
今の日本でも、大会社のオーナー家の娘が、まわりの眼鏡に叶わない男(凡くら)と恋に落ちれば、結婚するのはいいが、会社の跡継ぎにはさせないのが普通です。
会社が潰れてしまうのでは、困るからです。
それにひきかえ集団の末端構成員は御気楽なものです。
今でも茶パツ族は、気楽に結婚離婚を繰り返していますし、もう少し上のランクでも、昔から「好き嫌い」または、「縁が有れば」と言うのが、もっとも大きな婚姻の要素だったのではないでしょうか?
庶民にとっては、「民主国家になったから自由になった」と言う大袈裟なものではないと私は思いますよ。
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