07/03/03
多様な生き方を保障する社会4(多様な能力を育てる教育2)
企業社会も、多様な働き型を提供すれば、多様な生き方をしている人材を吸収出来て、豊かな社会がうまれるでしょう。
「豊かな社会)と言う言葉は、単品が大量にあるだけの社会ではなく、多種類の商品が提供される社会を意味すると思います。
商品、すなわち受け皿を含めたサービス、選択肢の多様性と言うことです。
私の考え方は、これまでのコラムを読んで来られた方には、おおよそお分かりと思いますが、女性や弱者保護の為の補助金や奨学金などの恩恵を与えるのではなく、いろんな生き方に対応出来るシステムを用意して、(それを誘導するなどこそ、公共の役割でしょう。)自立した人間として、働き、自分のお金で学問出来るようにすることが、重要だと言う意見です。
高校でも働きながら、勉強したい子供がいるかも知れませんよ。
あるいは、人によっては、3年では充分理解出来なくても、5年かければ、理解出来る子供もいるでしょう。
このような多様な、教育システムや、労働の場を用意するのは、考える程大きなお金が、かかるものではありません。
殆どの場合、単なる工夫の問題です。
またそれだけに族議員が、熱心に取り組んでくれない弱点もあります。
むしろ、遊休設備の稼働率をあげる効果の方が大きいかも知れません。
ところで、「ある事象を、5分で理解した人よりも、1時間掛かって理解した人の方が能力が低い、そんな無能な人に時間かけるのは無駄だ」と決めつけることが出来ない筈です。
社会で役立つのは、じっくり型であることが多いのです。
こうした多様な能力を引き出す為にも、バラエテーのある器が求められているのではないでしょうか?
奨学金は、働きながら、学ぶのに適さない高校生や、まとめて勉強してまとめて、働きたい人などの選択肢、または、働くことも出来ない身体障害者などの、真の弱者の為の制度の一つにすべきです。
私の意見を総括しますと、補助金や奨学金に頼らなくてよい、多様な学習コースを大学や、政府に運動して行くべきであると言う結論になります。
これで、長かった修習問題、司法改革問題をひとまず終わります。
関連ページリンク
稲垣法律事務所コラム内:社会の高度化、教育に関するコラム
稲垣法律事務所コラム内:高齢化に関するコラム
稲垣法律事務所コラム内:司法に関するコラム
©2002,
2003, 2004, 2005, 2006, 2007, 2008 稲垣法律事務所 ©弁護士 稲垣総一郎
Design
/ Maintained by Pear Computing LLC
