07/03/03

多様な生き方を保障する社会3(多様な能力を育てる教育1)

今回の司法改革で、法科大学院が勉強の方法として座学ばかりでなく体験的学習を取り入れるのは、(実務との架橋と言います)一つには、机に向かう勉強ばかりよりも、「交互に別のことをした方が能率が良い」とのコンセンサスができつつあるとも言えるのです。
前回のコラムで挙げた、いろんなタイプ(私が言ってるのは個性だけでなく、経済的事情から、時々働いて生活費を補充してから、また、まとめて勉強する等のタイプも含まれます。)の人に、利用可能なコースを設定すれば、お金のない人でも、援助や借金しないでも、自分のペースで勉強出来るのではないか、と思うのです。
合格者3000人体制になれば、10種類のコースを設定しても、1コース300人ですから、システムとして充分成り立つと思います。
それに設備の関係でも、夜間のコースもあれば、効率良く利用出来ますよ。
教官もアルバイト的な採用にして、その代わり多勢が、交代で担当すればいろんなコースがあっても、対応出来るでしょう。
法科大学院も、その他の大学や研究所でも、こうしたシステムを工夫すれば、子育て中の女性研究者が、何年も完全に休んでしまうのではなく、1週間に1回の授業に出れば良いとか、(民間のお稽古ごとでは、昔から普通ですよ。お茶。お琴、ピアノ、英会話その他)夜間授業とかバラエテイーがあれば、いろんな人が参加出来るようになるでしょう。
免許を取得したばかりの医師についても、夜中まで、大学に出かけて研究を続けるような、非人間的な環境から解放されて、人並みの家庭生活が出来るようになるのではないでしょうか?
これは、教育システムだけでの問題では、ありません。




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