07/01/03

ゆとり生活5(超高齢化社会の生き方2)

今年の1月7日から10日まで「ゆとり生活」の連載をしましたが、その続きでもあります。
「人生が長くなった分、今まで2年でやっていたことを、3年掛けてゆっくりやっても良いか」と言うのが普通に生じる意識ではないでしょうか?
インテリ階層は、文献に書いてあることを、人より早く吸収し、それを保存する能力に長けている人種とも言えます。
その分、体感に鈍感ですから気がつかないでしょうが、生物としての人間の成長は、長寿化に伴って、確実に間延びして、遅くなっていると思いますよ。
漱石の「三四郎」の年齢で、あれだけ成熟している人は、今いないでしょう。
幕末の高杉晋作にいたっては、誰もが認めるところでしょう。
そうであれば、、人間行動のあらゆる場面で、昔3日で行っていたことを4日掛けても良い時代が来ているように思います。
ところが、超高齢化社会が、目前に迫っているこの時期に、世の中のあらゆる場面において、「スピードを求めている」とせき立る傾向が(マスコミが勝手にせき立てているだけかも?)ありますが、生物本然の姿に反したおかしなものだと思っています。
今回の研修期間短縮化も、そういう流れに乗っているのだと思いますが、生身の人間の生き方としてみると、睡眠時間を削るようなハードスケジュールにしてまで、従来よりも、半年早く社会に出る合理性がありません。
まして、法科大学院卒業時からは、研修期間を1年に短縮すると言うのです。
そうなると、過密スケジュール性は、半端なものではありません。
個人の立場からみれば、「高齢化社会が見えてるのに、今まで2年だったのを、半分の1年に何故短くしなければならないの?」と言う疑問が出て来て当然と言うよりも、健全な社会であれば、そう言う意見が出てくるべきでしょう。




関連ページリンク

Powered by msearch
稲垣法律事務所:コラム:検索

検索ベースはこちらから

稲垣法律事務所コラム内:社会、サービスに関するコラム
稲垣法律事務所コラム内:法科,大学院 に関するコラム
稲垣法律事務所コラム内:社会の高度化、教育に関するコラム
稲垣法律事務所コラム内:修習生に関するコラム
稲垣法律事務所コラム内:高齢化に関するコラム


コラムTOP

リンクを当コラムにはられる方はお読み下さい

©2002, 2003, 2004, 2005, 2006, 2007, 2008 稲垣法律事務所 ©弁護士 稲垣総一郎
Design / Maintained by Pear Computing LLC



ブログ
株式投資