07/01/03
修習期間の短縮の是非(超高齢化社会の生き方3)
誰からも、「高齢化しているのだから、もっとゆっくりやれ」という意見が出て来ないで、「期間短縮」を当然の前提で議論しているところが、おかしいと思うのです。
その上、「社会が複雑になっているから、もっといろんなことを教えろ」と言うのですから不思議です。
「予算がないのだから仕方ないじゃないの、そんな子供みたいな議論やめてよ」と言われれば、黙るしかないのかも知れません。
しかし、これからの国家の進むべき方向として、真に有能で、しかも多様な、法律家が大量に必要と言うならば、どこかの予算を削っても、予算増額措置を講ずるべきではないでしょうか?
あまり、こういう言い方はしたくありませんが、ホンの戦車数台、または戦闘機1機分の費用を見るかどうかの予算なのです。
生涯教育とか言って、市民の教養講座の方に、お金を使いながら、これからの社会に必須だと言いながら「専門家の方は、大勢まとめて促成栽培しょう。」と言う国家意思がおかしいのです。
ことは、司法試験だけではありません。
社会の仕組み全部が、間違った方向に向いているから、結婚する暇もなくなっているのです。
現役サラリーマンで、定年近い人たちの中では、定年を待ちかねている人が結構います。
次から次へと、新しいことが増えて来て、その吸収に追われているのです。
自転車操業、コマ回しのようで、少しでも休むと競争社会から脱落する激烈な競争社会に疲れている人が一杯いるのです。
いくら新しいことに次々挑戦してもきりがない、もう早く=定年の延長を恨んでいる=引退したいと言うモエつき症候群になっている、猛烈サラリーマンが沢山いるのを御存じでしょうか?
関連ページリンク
稲垣法律事務所コラム内:法科,大学院
に関するコラム
稲垣法律事務所コラム内:社会の高度化、教育に関するコラム
稲垣法律事務所コラム内:修習生に関するコラム
稲垣法律事務所コラム内:高齢化に関するコラム
©2002,
2003, 2004, 2005, 2006, 2007, 2008 稲垣法律事務所 ©弁護士 稲垣総一郎
Design
/ Maintained by Pear Computing LLC
