06/10/08
ソフト社会と必要なインフラ5(デンマークの場合)
ちなみに、わが国では精神病院の入院患者数・・滞在期間が諸外国にくらべて長過ぎることはツトに指摘されているところですが、これは、入院施設が出来過ぎているとその維持コストを賄うために10日ですむところを11日にするなど徐々に入院期間を引き伸ばしていった結果ではないでしょうか?
こうしたことを、この百年ほど繰り返しているうちにじりじりと長期化してきたことにもよるでしょう。
ここで世界情勢ですが、事務所で読んだうろ覚えでは、わが国の入院期間は諸外国に比べて飛び抜けているような印象を持っていたのですが、それもおぼろげな記憶でしかありません。
そこで、インターネットで見ると、デンマークの例が出ていますが、これによると1800年代末から1970年代までは日本並みに長期入院患者がいっぱいたことが分かります。
それが、1980年代の改革で入院期間は、ほんのちょっとの短い期間に限定されるようになっていることが分かります。
以下はwww.ogasawara-cocoro.com/seishin.html - 11k − からの引用ですが、これによると、
デンマークのミドルファー精神病院は、1888年設立の国立精神病院で、1970年には1000床の入院施設で、20年以上の在院者が多数いたが、これを県立に移行し、
「1980年代から,精神障害者の社会的適応のための・受け皿作りが県・コミューンで始められた〕1985年には病院にはなお500人の精神障害者が入院していたが、その後社会復帰が促進され、1997年には75床まで病床が減少した。
そして昨年(1998年)病院の移転・新築がおこなわれ病床は64床まで減少した。」
「病院は治療・検査の機能に徹している。治療は薬寮物療法・精神療法・作業療法が主体であるが,集団精神療法や心理劇等は行われていなかった。
病床は男女混合でありであり,一精神病棟は開放処遇である。
また病室はすべて個室であった。
「入院期間は・平均1か月程度であるが1年以上の人院患者もいる。」「入院が減少した理由については
社会的入院が減少し、地域のなかでプライエムや居住区域に移っていったこと
・自己決定の推進
・薬物治療を始めとして治療の進歩があげられた。」
とされています。
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