06/09/08
ソフト社会と必要なインフラ2
皆さんも身近にいる若者をその気で見れば実感するでしょうが、3〜40年前に比べれば若い男性の女性化と言うか、ソフト化がものすごく進んでいるのです。
いわゆるイカツく粗暴な感じの男は少なくなったのです。
これはホワイトカラー層ばかりでなく、現場労働者でも、一人ひとりはやさしい顔カタチをした若者が圧倒的になっているのです。
このソフト化とDV・ストーカー行為や車内痴漢の増加は比例関係にあって、その代わりむき出しの他人間暴力や強姦事件が減少化しているのは、こうした社会背景の変化によるものであって、警察の努力や重罰化によるものではありません。
警察の方がソフト社会化に対応できていなくて、従来の怪我さえなければ良いだろう式の対応では、社会の需要に遅れていたのです。
健康問題でもそうですが、骨折がなくとも筋が痛い程度の相談やその他ストレスなど微妙な需要が急増しているし、これに対応する医療が必要になっているのです。
こうした需要は、主として女性特有の愁訴として片付けられていましたが、今では男女を問わず、微妙な体調変化に関心がある時代です。
旧来では、骨折や大きな怪我が治れば、それで感謝しろと言わんばかりで、医療側ではその後のケアーには割り合いに無頓着でした。
それが骨折や脳内出血・心臓発作などに対する救命治療終了後のリハビリの重要性が認識され、さらに近年では、重大発病以前の兆候に類する微妙な体調変化による愁訴に対応しなければ医療機関としての役割が全うできない時代です。
従来は、外形的な検査で結果が出ないと本人がいくら痛いといっても「気のせいでしょう」と片付けられていたのですが、それでは医療としての存在意義がないと言うかやっていけません。
今ではPTSDその他心身症まで、親身になって相談に応じるなどして面倒見なければならない社会になっているのです。
現在社会は、ソフト化の進展で刑事事件でも、出血や骨折するような怪我がなくともストーカーその他の暴力行為に発展する直前のすれすれ行為に対する対応が問題になっているのです。
これに警察が対応できていない状況が露呈したのが、桶川ストーカー事件だったと言えるでしょう。
それまでは、いくら相談しても「怪我してから、あるいは殺されてからきてください」と言わんばかりの応対で、いくら危険があるといっても「そのとき電話して下さい」と言うばかりで相手にされなかったのです。
企業ゴロ相手なら、いくらでも応対する社員以外に電話要員はいますが、個人被害の場合一人っきりですから、やくざ数人が押しかけてきてからでは、電話する暇などないのです。
その結果、めったやたらに暴力を振るわれた事件がありましたが、警察は最近でもそうした動きしかしていません。
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