06/26/07
組織内の正義5と愛社精神2(企業人の帰属意識1)
商人とは違う公務員が市民を「お客様」さま扱いして、収納したお金を商人同様に何に使おうと勝手だと思い込むのは、レトリックの悪用です。
見下すべき相手ではなく、商人が客を大切にする気持ち・・姿勢を学ぶためにも、客に接する姿勢を真似る必要があったでしょうが、その気になって市民や国民は集めたお金の権利者であることを忘れて、商人の儲けたお金同様に自分達で自由にしてよいと思うのはとんでもない思い違いです。
そうした誤った思い込みが、預かったお金なのに払う段になると、いろんなケチをつけて払わないようにしたがるのです。
(自分のお金を取られるような、気がするのでしょう。)
鈴木宗雄代議士失脚のときに報じられた言葉ですが、NPOだったかの代表者相手に
「誰のおかげで予算がついたと思っているのだ!」
と恫喝したと報じられていました。
(正確な単語は忘れました)
要するに政府関係者は、国民から税金であれ何であれ、一旦集めてしまえば自分のお金のような感じを持ってしまうのです。
(まして、30〜40年先に払う仕組みの年金ですと、なおさらそういう気持ちになりやすいでしょう。)
政府各機関が、裏金作りつくりに精を出して自由に使いたがるのも、そうした精神の発露でしょう。
そういえば、株式会社での従業員や経営陣の株主に対する意識も同じです。
、会社は株主によってなりたっていることを忘れて、(意識の外に置いて)、如何に配当を少なくして、社内留保を厚くするか、あるいは、社員で飲み食い(儲けが出れば、台湾旅行など豪勢にして)に使ってしまうかに腐心しているのが普通でした。
彼らは、取締役を内輪の人間として、株主総会で発言する株主を外の人間として、株主「対策」を考えているのが普通です。
彼らは、株主のために働いているのではなく、取締役のために働いている意識です。
これが、ここ10年前後配当性向が重視されるようになって来て、株主が大切だという方向へ少しづつ意識が変わりつつありますが、役人や企業など組織人の意識はこんなものでした。
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