06/02/07
人口政策・・人口減少策14(人口構成の優良化2)
伝統工芸品など優れたもの中心の輸出や金融取引が中心の時代が来れば、今のように粗悪な人材を多く輩出する人口政策ではどうにもならないでしょう。
これからは、高度な加工貿易に役に立つ人材・・・・よほど人口構成を考えて、絞り込んでいく必要性があります。
ましてや、教育のない未熟練外国人労働者をわざわざ引き入れて行く必要など全くないのです。
どうやって、次世代を絞り込んで優秀な人材の率を高めるかが重要ですが、人道に反した方法は許されませんから、経験的に分かっている方法によるしかないでしょう。
トマトでもりんごでもミカンでも、一つの木になる果実を減らせば、品質が向上することが分かっているのです。
人も果物も原理はそう変わりませんから、生まれた子を選別するのではなく、少子化を図れば、自然に内容の濃い子供が生まれてくる筈です。
この原理は、科学的に証明されているかどうか分かりませんが、結果として知られていることです。
この世の中には結果だけ分かっていることがいくらもあるのですから、人口構成の優良化を図るには、ナチスのように人種差別化しないで、兎も角少子化に邁進すればいいでしょう。
さしあたり少子化すれば、底辺層は底辺層なりに比較的優良な子供が多くうまれてくることになります。
明治維新成功の原因は、江戸時代300年弱の間少子化社会であったために、人材の内容が濃かったことによるのです。
人口減少のメリットについては、これまで、01/05/03「外国人労働力移入 2(人口減少賛成)」以下の連載、05/17/05「自動化・機械化と人材3(人口減少の必要性1)」その他で書いて来ました。
また、このシリーズの最初の2月3日・・・3「生活水準の国際的平準化3と人口政策の必要性1」にも、これからの日本は身の丈にあった規模に縮小していくべき必要性を書きました。
人口減少政策は、食糧自給率の向上温暖化対策など、貿易的にも有利ですし、その上、人口構成の優良化にも資する1石3鳥の政策です。
政府が人口減を恐れているのは、人口の数こそが、国力の源泉・・貿易収支の黒字額・・国際的発言力の源であると言う明治以来の(今では)中国バリの誤った思想にこだわっているからでしょう。
必要なのは、2月26日・・・3「資本収益・・キャピタルゲインの時代12(国際収支2)必要な労働力」で書いたように貿易だけでなく金融や知財の収支を含めた総合収支の黒字です。
商店でいえば、客が少ないのに店員ばかりいても仕方がないのと同じで、養わねばならない人数ではなく、どれだけ養えるかが問題です。
要は、よそ様に販売できる生産力(国際競争力)が重要なのです。
1億トンの生産力を有する高炉を有していても、1億トンの需要がなければ遊休設備となって、経営を圧迫するだけです。
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