06/13/05

歴史教育のあり方4(沖縄や台湾の占領と侵略戦争)

侵略戦争そのものは、古来から繰り返し存在し、これによって現在の国境線が決まっているのです。
西洋で英雄扱いされているアレクサンダー大王や、シーザーなどは、今の概念でいえば侵略者そのものでしょうし、中国でも漢の武帝に始って、偉人とされる政治家は殆ど侵略戦争の責任者です。
これを過去に遡って全く否定し、道義的に許されないと言うならば、これを賛美する映画を禁止し、記念像をみずから破壊しなければ主張が一貫しません。
現在の大方の国の国境線も、過去の侵略戦争の結果ですから、全面的に変更しなければならないでしょう。
第2次世界大戦時の侵略だけが許されなくて、それ以前は良いと言う都合の良い論理があるとしても、それならば何故戦争で負けただけの理由で、千島列島や台湾領有権がいきなりなくなるでしょうか?
これらは、日本が第2次大戦で占領したものではありません。
民族自決というならば、千島はソ連が占領する理由がありませんし、台湾も中国が占領する理由がありません。
いずれもソ連や中国人が先住民として居住していた場所ではなく、明治維新当時、どちらが領有するかもめていた場所でしかないのです。
勿論アメリカ合衆国も、戦後沖縄や小笠原諸島を長年占領していた法的根拠が問われるべきでしょう。
日本がアメリカに戦争で負けたというだけで、どうして戦利品のように日本に代わって占領する権利があるのでしょうか?
戦争のゲーム中は占領するのは当然ですが、終了後も占領を続けた意味を問うているのです。
民主主義を守る戦いと言うのが虚構であると書いて来ましたが、植民地解放も虚構なのです。
連合軍の方が植民地を多く支配していた上に、アメリカ自身が、戦勝後日本固有の領土である沖縄やその他の島々を昭和47年まで占領支配してきたのですから、自ら領土目的の侵略戦争をしていたことを、自分で証明しているのではないでしょうか?
もしも、植民地解放戦争であったというならば、台湾も台湾人の民族自決に任せるべきでしょう。
日本敗戦に乗じて台湾を占領した国府軍は、中国に引き上げるべきではないでしょうか?
国府軍による台湾統治こそ、世界秩序の完成した第2次世界大戦後に占領を始めたものですから、最近年の許されない占領政治と言えるかもしれません。
ま、よその国のことはどうでもいいのですから、中国や韓国がうるさく言ってこないならば、あえて日本は言う必要もないでしょう。



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