06/13/05
(侵略戦争とホロコーストの違い)
さらに日本とは大きく違う点を言えば、ドイツのやったことは、アウシュビッツの虐殺など人類史上初の戦慄すべき行為(敵国の捕虜・ゲリラと言うのではなく、自国民の人種差別によるだけの虐殺です)ですが、日本は単に侵略戦争をしただけです。
侵略戦争は日本だけがしていたのではなく、歴史上無数にあるうちのひとつでしかないのです。
異民族間の戦争で、ある程度敵側の大量殺戮があるのは歴史上当たり前で、なにも日本だけが変わったことをした訳ではありません。
それどころか、米軍は非戦闘員であることが明らかな疎開船や、広島、長崎の原爆や、東京大空襲で明らかなように、非戦闘員を狙った大虐殺を連続して実行していたのです。
サイパンその他あちこちからの疎開船の乗員は、婦女子だけであることが分っているのに、それら船団は途中米軍の攻撃を受けて殆ど全部撃沈されて、殆ど全員海の藻屑と消えました。
こうした米軍によるジェノサイド人種差別思想による日本非戦闘員の死者数は、あちこち集計すれば100万人近くに上っているでしょう。
ジェノサイドは、ナチスだけではなく米軍もやっていたのです。
日本軍による南京虐殺があったかないかの議論がありますが、あったとしてもゲリラ時代ですから敵か味方か分らない怪しい者を、一網打尽にして見せしめを兼ねて処刑するのはいくらもあったことです。
これは米軍でも、ずっと戦後のベトナム戦争でのソンミ村事件などでも明らかですが、戦争心理で頻発する性質のものです。
これに対し、既に戦闘能力のなくなった日本への原爆投下、あるいは東京大空襲(だけが有名ですが、千葉でもどこの田舎町でも空襲がありました。)では、戦争に関係のない一般民家を狙って、しかも四角くまたは丸く周りに焼夷弾攻撃で火をつけて、閉じ込めて住民が逃げられなくしてから、爆撃・焼夷弾攻撃すると言う残虐さで何十万人と焼死したのです。
マサに阿鼻叫喚の地獄図絵です。
こんな事をしている連合軍(実際はアメリカ軍です)が、極東軍事裁判で言えば、こちらは無差別爆撃を受けていた際に、やっと撃墜して不時着したアメリカの飛行士をみんなで殴ったり、突付いた程度で戦犯として処刑されているのです。
日本軍がスパイか匪賊どうかの疑いのあるもの数名の首を切ったとか、その命令をしたとか言うだけで、BC級戦犯に指名して、よくも処刑に出来るものだというのが私の感想です。
それに過去に遡れば、日本よりも中国のほうが、戦争のたびに歴史上大量殺戮をしてきたのは記録上明らかです。
いわゆる「坑す」と言うやり方で10万20万単位で穴埋めにして殺して来たのです。
また、蒙古襲来時にも壱岐・対馬の住民や博多でも捕虜になったものは残虐に殺されました。
戦争は歴史上無数にあるのですから、何故、日本が負けたときだけ60年経っても謝り続けねばならないのか不可解に思う人が多いのは仕方がないでしょう。
いずれにせよ、こうした過去の問題で何時までも相手の非難を続けると、それではおまえはどうなんどと言うことになって、終わりのない喧嘩になります。
歴史問題はお互いに自分の国の中だけで議論して、満足していれば十分でしょう。
相手に押し付けるほどのものではありません。
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