06/16/04
国の政策と個人の行動2(民主主義とは?2)
政府の言うとおりにならない人には、例によって田中真紀子さんのとき同様に、政府のお先棒担ぎの下劣な週刊誌が、直ぐ彼らの私生活を暴いていかにもあしざまに報道するのもいやらしいですね。
小泉総理の第2回北朝鮮訪問に対する批判に対しては、帰国少年がタバコを吸う習慣があるという根拠不明の報道が直ぐ出てきます。
拉致被害者家族を恫喝して政府非難を沈黙させようとする、ミエミエの連係プレーです。
イラク人道支援家に対する金銭請求は、ブッシュさんの覚え目出度くするつもりだったでしょうが、これが逆にブッシュさんだったか国務または国防長官だったかの記者会見で、「政府がイラク派兵しているからといって、その国民が人道支援に行ったことは非難されるべきではない」と擁護発言しているのですから、日本外相はまるで恥を書いたところです。
アメリカでは,いくら自ら戦争しているといっても、個人の自由の尊重される社会ですから、そのくらい言わないと国民から反発を受けるからでしょう。
イラクの虐待問題に着いて世界中から非難されてますが、そうは言うもののアメリカのメデイア自体によるスクープ報道ですから、アメリカの草の根の民主主義はまだまだ力強いですよ。
これに引き換え、戦争の当事者ですらない日本で、人道支援家に対する擁護発言または、彼らが身命を賭して行動する勇気を讃える発言が1人も出ないのでは、まだまだ日本の民主主義は底が浅いですね。
弱いのはマスコミだけかな?
マスコミは自分の意見として報道出来ず、むしろ政府による、賠償請求を大々的に報道しているだけですから、中立とは言うものの実質は、国民に対して、「政府に楯突くと大変なことになるぞ」という宣伝に加担しているだけです。
他方で、活動家を擁護する発言は、アメリカの・・・発言として、片隅でしか報道できないのですから、これでも日本は民主国家かしらん?
こう言う一方的な言論しか報道されない国家が、自由と民主を目標とする党が長年政権をとっている国か知らん?と思うの私だけでしょうか?
前回拘束された郡司さんたちや、今回死亡した橋田さん達の行動(治療のためにイラクの少年を連れてきた)と外務省・政府の取ってきた行動を比べると、どちらの方が、長期的に見て日本とイラク国民間の友好増進に効果があったかは明らかです。
政府方針に反して良心に従って行動する人たちに対し、陰に陽に圧力を加えようとする現政府は自らの正当性に自信がないからでしょう。
小泉さんは本気で改革する気があるのかどうか分りませんが、民主主義を窒息させかねないこうした政権は、極めて危険です。
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