06/16/04

国の政策と個人の行動1(民主主義とは?1)

イラク人道支援家の誘拐事件では、政府が彼らに対して費用請求したと伝えられています。
その心は「政府がイラクに軍隊を出してるのに・・・(戦うつもり?)国民が勝手に人道支援だなどと言って、出かけていき、イラク人と仲良しになるのは不愉快だ。」
「そのうえ、誘拐されてその尻を政府に持ってくるなんて許されない」という偏狭な議論に基づき、国民の税金を使ったのだから賠償させるべきだ・・・・」と言う自分達が普段無駄に税金を使っていることを棚に上げた議論です。
それも、例によって政府の意を受けた1部週刊誌の議論だけでなく、本気で政府が音頭を取って要求しているのですから驚きです。
そもそも政府の尽力や、自衛隊がいたから解放されたのではなく、彼らは人道支援家だったから開放されたのです。
郡司さんたちは、開放されたからといっても別に日本に帰って来たくないのに、政府の都合で邪魔だから無理に飛行機に乗せられて帰ってきたのですから、逆に損害賠償請求したいところではないでしょうか?
06/07/03「天皇機関説事件とは 1」以下の連続コラムで取り上げましたが
天皇機関説事件のとき、戦前の政府でさえ、跳ね上がりの世論から、むしろ美濃部氏を守るのに一生懸命だったのは明らかです。
決して、右翼の言いなりになっていたのではありません。
それが、民主国家になった以上は、いろんな意見の人がいても(勿論政府方針に反しても)いい筈なのです。
現政府が、国民世論の突き上げもないのに、政府が率先して自分の政策に反するものに対して、そう言う行動をとるのですから驚きです。
政敵に対するこうしたやり方は、小泉政権の体質でしょうか?




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