06/09/04
国事行為17(憲法75)天皇家の存在意義14(大公使の変遷2)
明治初年の大使の役割の大きさと、天皇の信頼の大きさを紹介しましたが、それに比べて、今の大使公使はどうでしょう?
相手国の大臣にさえ面会できるかどうかと言うところで、まして自分が会いたいからといって相手国の総理にまでじかに会える大使は滅多にいません。
必要な交渉事は通商代表などそれぞれの担当者が出向いてくる時代・我国からも担当大臣が出向きます。
アメリカの駐日大使でさえ、よほどのことがなければ総理に面会できない時代です。
中小国責任者・大統領や外相が来ても、我国の総理と面会出来るかどうかという時代に、そのずっと下位の大使が、着任の挨拶、離任の挨拶のたびに天皇が直接会って言葉を交わす必要が有るのか?というのが私の疑問です。
国連加盟国だけで百何十カ国と言う時代です。
要するに総理出さえ相手にしなくて良い大使公使の面談を引き受けているのでは、結果的に総理の下働きになっているようではありませんか?
日本の大使も同じで、重要な外交交渉は、総理が直接するものであって、福田総理の時代から、顕著になったことですが、外相でさえ使い走りの時代です。
だからこそ、そつのない官僚の特性を発揮している現外相が勤まっているのです。
まして、現在の大使は現地の情報収集や、出張して来る代議士のホテルの手配などのいわゆる現地駐在員の仕事、外地滞在中の邦人の出産の受付・婚姻の受付などの典型的現地事務所の業務をしているに過ぎないのです。
国内で言えば、地方法務局長と商社の駐在員事務所長程度の仕事です。
本当の大事な交渉に出かける経産(旧通産)大臣や財務(旧大蔵大臣)、(G8など)・農水大臣の各種会議出張には、天皇が関係しなくて、現地営業所長類似の大使公使の出張のたびに、天皇が親任式をして信任状を発行しているのは時代の進展に全くあわず、馬鹿げた話しではないでしょうか。
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