06/07/03
象徴天皇とは?(権現様?)
「象徴」と言うのは何か抽象的なものを象徴する(象形=かたどり、あらわす=徴)と言うのですから、分かりやすく説明すれば、何かの形を持って眼前にあらわれる、昔からの言い方をすれば、○○の権化、または権現様と言う事になるのではないでしょうか?
ちなみに昔から、「権」と言うのは「かり」の○○という慣用語であって、権大納言、権大僧正、権の帥(そち)などが一般的な使い方です。
とりわけ菅原道真が、「太宰府の権の帥」になったのは有名ですから、皆さんも実例として御存じでしょう。
このように権という漢字は「権り」の地位すなわち次官を意味するようになっていたのです。
神様が、仮にこの世に姿をあらわしたという場合、権現様と言います。
東照権現様になった徳川家康が有名です。
しかし、人間宣言した天皇の位置付けをどうするか悩んだであろう国体護持者は、人間ではあっても限り無く神様に近いものにしたい欲求が有る訳です。
その意を受けた漢学者、神学者その他諸々が智恵を絞った結果、人間ではあっても、神が、この世に現れた、「仮りの姿」を表すうまい言葉を探したと思われます。
こういう場合の「仮」という漢字は「権」と書くのが正しい使い方ですので、すぐに権現様という表現は出て来たと思いますが、天皇を権現様と呼ぶ事にすると、権現様と呼ばれていた徳川家康と同じレベルになってしまいます。
これでは、沽券に関わるばかりか何となく薄汚れた、使い古しの感じもしますのでそのまま使えません。
そこで智恵を絞った結果、英語のシンボルの翻訳語である「象徴」と言う言葉を使えば、マッカーサーも文句ないだろうし、しかも垢抜けた良い言葉で国民もマッカーサーも、現人神の焼き直しだとは、(お釈迦様でも)すぐには気が付かないだろうと言う事になったのではないでしょうか?、
それだけに、何回説明されてもさっぱり分からない新語になったのでしょうか???
勿論この考えは、例によって私が勝手に想像を逞しくしただけですのでお間違いなく
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