05/22/08
格差是正2と大衆迎合主義1
小泉元総理が総裁になれたのも、強力な支持者連合によったのではなく、草の根での党員投票によったものでした。
但し、小泉氏は弱者の代弁者・・抵抗勢力である多くの政治家に反旗を翻して、まっとうな公徳心を訴えて・・・努力したものが報われる社会に・・と訴えて成功したのですから、民主党の大衆迎合主義の逆張りでした。
前回参議院選挙で民主党に世論が傾いたのは、それはそれで良い(06/15/03「司法権の独立と政権交代の必要」その他で書いて来ましたが、私は、一定期間での政権代が民主国家として必須と言う持論です・・)ことですが、その原因がばら撒き型政治によるものであったことは国の将来を危うくする元です。
民主党は、各戸農家への保障その他、ばら撒き公約で前回参議院選挙を勝ち抜いたと言われています。
ガソリン税問題にしても、温暖化対策や資源高騰に対する基本的な視点が何も無く、ただ「安くなればいいだろう」式のアッピールしかできないのでは情けない次第です。
今でも国際政治では、強いものがリーダーになれるのであって、うちは弱いと言うアッピールでは、国際社会でのリーダー・・名誉ある地位を獲得することは出来ません。
国際政治も、民主化されて各国の市民による直接投票時代が来れば、世界中がばら撒き型政治に堕して、人類の発展が停まってしまうかもしれません。
日本政府は今年のサミットで、温暖化対策で成果を上げたいようですから、ガソリン税の減税に反対するのは理にかなっています。
原油が上がったからといって、その分税を下げて(その分政府の支出を減らす政策はないのですから、実はどこからか取った税を回していることになります)消費を奨励しているのでは、世界の潮流に反することになるでしょう。
ガソリン税は、特別財源としてではなく、一般税として残し、むしろ増税し、車離れを加速させるべきでしょう。
実際、国民のほうでは大分前から車離れが起きていますから、遅れているのは政治家・政府ばかりと言うところです。
国民と言っても環境意識の強い人は、大分意識の高い方ですから、民主党も自民党もどちらかと言えば、道義心も何もない少しでも安ければいいと言う低レベル層におもねる政策に舵を切っているのです。
最近の後期高齢者保険制度に対する批判の大合唱も同じ傾向です。
聞いていても内容的には、そんなに非難すべき内容とは言えず、どちらかと言えば僅かな金額の天引きにも反感を煽っているだけのようです。
そもそも年金からの保険料天引きが何故いけないのか理解できませんが、天引きを批判する政治家は、高齢者は保険を払わないでも良いとでもいうのでしょうか?
天引き批判は支払い能力のあるものでも、(支払い能力のない者は元々支払い義務が免除されるのですから,天引きしません)天引きがいやだというのは、支払い能力があるのに場合によっては払わないで済ませたいと言う人でしょう。
そんなずるい人を保護しようとして、各政党が競争で主張するなんて嘆かわしいことです。
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