05/31/07

観光立国のまやかし3(インフラの無償使用2)龍野旅行

私の旅行は、いつもゆったリズムで、ここで一日遊ぶつもりで出かけましたので、朝から妻とともに終日ぶらぶらあるき回り、途中、相撲の元祖、野見宿禰の墓?だったかを見学したりしながら過ごしていたのです。
お昼時に公園の一角にあるお休みどころで、2人で静かに食事をしていると、観光バスで乗りつけた団体が、上記公園など急いでみて回って、トイレに入ったりごみを捨てたりして、さっさとバスに乗っていってしまいました。
私たち夫婦は、あっけに取られて見ていましたが、たぶん食事はバスで1時間かそこら走ったどこか大きな店でとるのでしょうが、これでは竜野の町には、1銭も落ちない感じでした。
観光振興の掛け声に乗って公園や大きな駐車場を整備し、きれいなトイレ、休憩所を作り石畳の遊歩道を作っても、私たちのようにせいぜいそばやうどん程度のお昼を食べる人がいれば良い方で、ほとんどの観光客は車で来て駐車場に止めてそのままさっとどこかへ消えていくだけです。
このときは、まあ、姫路周辺一帯のどこかでお金が落ちるのだろうから、地域経済として見れば、観光業はペイしているのかな?と疑問のままに現在まで来たのです。
ところが、外国人の場合は、昼食もとらずに自分の国に帰れないので、少なくとも日本国内に食事代や宿泊代金は落ちるでしょう。
これが政府の観光立国の狙いでしょうが、過疎地には、よその地域の補助金が投入されているので、竜野市(そのころは町だったか?)としても、よそ者が龍野の公園を無償使用しても文句はないかもしれませんが、これがまったく税金を払っていない外国人となると、話が違ってくるのではないでしょうか?
ドイツで無料のアウトバーンを、有料化する意見が出始めているのは、EU内の国境開放で、東欧諸国のトラックが無償通過使用するのでは、叶わないということから出てきた意見です。
上下水道、その他公共インフラは、税でまかなうのが原則で、利用の対価がコストに見合っていないのが、原則です。
道路補修、交通標識、公園の整備費や、公衆トイレ各地のごみ掃除、交通整理したりする警官など、すべてその利用は無償であって、それは地域住民や国民の税金でまかなわれているのに、よそ者は、こうした負担を一切しないのです。
せいぜい「観光客は、地元民よりも金遣いが荒いだろう」という程度の話ではないでしょうか?
このように、観光収入といってもその真水は少ないのですから、これで国民を養うところまでは、とても行かないでしょう。
(私に言わせれば、外国人はインフラの無償使用ですから、本当はマイナスではないでしょうか)



関連ページリンク

Powered by msearch
稲垣法律事務所:コラム:検索

検索ベースはこちらから

 


コラムTOP

リンクを当コラムにはられる方はお読み下さい

©2002, 2003, 2004, 2005, 2006, 2007, 2008 稲垣法律事務所 ©弁護士 稲垣総一郎
Design / Maintained by Pear Computing LLC



ブログ
株式投資