05/30/06

参議4(現在の参加型政治2)

参政権2参議の話に戻ります。
会社法に限らず各種審議会などでは、担当部署の官僚・役人が事務方として、審議委員以外のものとして、文字とおり参画するのですが、この事務方から意見聴取しながら進めることが多くて、結果的に官僚主導になっている事が多いのは周知のとおりです。
あるいは国会・県議会・市議会の各種委員会などでも、議員でない政府委員と言うものが多く出席しますが、これなども同じ系譜でしょう。
我々、日弁連の会議でも、正式な委員の外に幹事が選任されて、実務的行動をすることが多いのですが、我々正式委員は、会議に行くだけですが、幹事の方は、秘書的に正副委員長の手足として動きますので、実務的諸問題に通暁しています。
正式委員は、全国からの選任ですので、(私などは、千葉県選出となります)日常業務的活動には不向きなだけでなく、それなりの地位・・年齢ですので、手足としては、使い難いのです。
彼ら幹事には、正式な議決権は勿論ないのですが、日本ではよほど議論が白熱したとき以外には、正式な「決」を取ることは殆どありません。
委員会の全体の雰囲気で「このようなとりまとめでよいでしょうか」と言う委員長提案で決まっていくのが殆どですから、実際の影響力が大きいのです。
「参議」と言う単語から参議院とか参政権あるいは、近年流行の「男女共同参画」などの言葉の由来について、気になる方が多いでしょう。
参議とは、28日のコラムで書いたように、元々は
「朝政を議論する正規構成員でないもの・・メンバーでないもの・・本来は資格外なのですが、能力主義で特別許可を受けて参加できる」
と言う意味から始っているのです。
この意味では、参政権も、男女共同参加も参画も、
    「あなたは部外者ですよ!」
と、外から「参じて加わる」本質は、変わらないことになります。
参画の場合は、この加わる時期が計画・・立案段階からの語感で、もう少し早くから加われる感じがするくらいでしょうか?



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