05/06/05
国民年金法 9・・・保険料と税2
10/26/03「教育改革22・・・・・寄付と所得税法2(税制の直接民主主義6)」のコラムでも書きましたが、税であれ寄付であれ、自分の出したお金の使い道がいくつもの回路を経て何が何だかわからない使われ方をするよりも、自分の出したお金が何に使われているのかが直接分る方が、批判もしやすく民主的だと思います。
その逆に為政者・・官僚は、少しでも回りくどく訳のわからない使い方をしたいものでしょう。
良い例が、道路公団の「料金プール制」ではないでしょうか?
公団は、本来、高速道路の償還が終われば、無料化する約束で始めたのに、次々と高速道路を作ってはプール制という魔法の杖を考え出して、いつまでも料金を取り続けているのです。
自分の毎日使う道路だけならば、無駄使いがないか、経費と効果の関係も監視しやすいのですが、全く知らない東北や北海道の道路経費までプール制になると、国民の監視が行き届かなくなって、巨大な無駄遣いが生じてくるのです。
郵政民営化の問題も、私は郵便システムの民営化の問題と言うよりも、巨額資金が財政投融資資金としてブラックボックス化していることが問題だと思っています。
その意味では、保険料を一般的な税金化するには、よほどの合理性が必要でしょう。
年金の話に戻しますと、国民に自発的に納付してもらおうとするならば、納付実績に比例する合理的な給付制度の確立が先決であって、集金し難いからと言って税金化し、何が何でも強制出来るようにしようとするのは本末転倒でしょう。ただし、私は年金制度の根本的な改革の方法として、税金化すること自体にまだ賛否の考えをもっていないのですが、集金の便宜のためとか、本来の年金でないものを混入させて訳がわからなくするために利用しようとする発想ではおかしいと言うだけです。
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