05/20/03

結婚事情 (初婚) 4

妾は守る家もないので、旦那が来なくなればお終いですから、文化の香り(粋)ぷんぷんさせなければなりません。
従って妾宅は、家の造りからして「粋な黒塀、見越しの松」と外形を整えた数寄屋造りになります。
他方正妻は、家(収入源)さえ守れれば、男が外で妾を作ろうが、本来関係ないはずです。
家はまさに生産、商売収入源ですから、綺麗に飾っていられません。
その代わり、本妻=皇后当の地位が揺るがない必要が有ります。
中国の歴史でも、皇后の地位や皇太子の地位が揺るいだ時に大事件が起きています。
徳川家では、御存じのように家光と弟の跡目を巡る問題に家康が長子相続のけじめをつけてからは、相続問題も決着が付きました。
明治民法でも、嫡出男子(に限定していた点問題でしたが)の相続権が確立し、妾が出来ても家の財産に口出しが出来ない仕組みになっていました。
このように家の制度がかっちり出来た時代に、妾制度も公認されて来たのはそう言う関係があったからではないでしょうか?
女性ないし女性連合が必死になるのは、餌を運んで来なくなるリスクの増大に対する共通の怒りと理解すべきものでしょう。
これに対し女性の不貞行為は本質的です。
何しろ、やっと餌付けして餌を運んでくる男に対して、「女性がもしかしたら他の男に気を移したと(その結果)他の男の子どもを産んだのかも知れない」と言う疑念を抱かせたら一巻の終わりです。
どのように着飾っても、エサを運んで来ないでしょうし、女性もそう言う場合には、不貞をした相手に養って欲しいものですから、敢然と家を出る事が多いものです。
経済的必要性が減少したり、消滅した場合に当たります。




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