05/20/03

結婚事情 (初婚) 3

私は、経済的側面以外の要素は、もともと、男性を引き付けておく為の手段から発達したものと考えています。
他の動物は年に1回しか発情期がないのに、人間の女性がしょっちゅう生理が有っていつでも妊娠出来るのは、育児期間が長くなった為に長期間オスを繋ぎ止める必要が生じたからと言われているのと同じでしょう。
身も蓋もないかも知れませんが、夫婦仲良くしているのは、そうしないと男は、直ぐどこかへ言ってしまうからであって、折角の休みにどこにも連れて行ってくれないから、と怒って離婚騒動にまで発展させるのは、本末転倒した議論と言う事になります。
むしろ、放っとけばどこかへ、うろうろしたがる男と言うものを、如何にコントロールして、子供のいるところに毎日帰ってくるように仕向けるかの努力・才覚が、女性に求められていたのです。
家を綺麗にしたり、食べ物を用意したり身のまわりを綺麗に整えてやったりして、男性が家にかえるのが楽しくなるようにするのが、女性の生きていく為の大切な智恵であったのです。
家の制度がかっちり出来てからは、大きな集団を組織する家では、(庶民は今も昔も同じです。)上記のような個人的な世話にとどまらず、家の切り盛りをする能力も大切になります。
女性にとっては、大小を問わず、「家=子育てをする巣」の維持管理こそが重要で有るからです。
この結果、歌舞伎「源氏店」・斬られ与三郎とお富の再会の場・を見れば分かるように、妾宅と言うのは綺麗に飾ってあって、妾はいつも「あだな姿の洗い髪」と来たもので、色気と、家産の切り盛りは役割分担になって来ます。

 



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