05/29/02
社会の高度化と不良対策 9(中間層の再編 3)
直接的に中間層の削減を推進するしかないとした場合、社会の安定の基礎として肥大させた膨大な人々を、少数の研究者や経営層のエリートと多数の底辺労働者に分離する過渡期の時代がこれから始まる事になります。
会社では、中間管理職が不要になりつつある(ばかりか、リストラと言う名目で、削減しつつあります。)のは、まさにこの始まりだと言えるでしょう。
こうしてみると、社会の高度化が中間層にさらなるスキルアップを求めているとは言うものの、いかに努力しても、大多数どころか半分も3分の1も、大学院を出た研究者や経営者に成れる訳がないのですから、(もしも、問題先送りの為に研究者のレベルを下げて?多くの研究者を採用した場合、国際競争に負けてしまうので、結局無理な事でしょう。)社長・研究者に成れない人は、底辺労働者になってくれと言うのが本音かも知れません。
地位の上昇は、嬉しいだけですが、地位の下落は簡単に受け入れられませんので、リストラ後の再就職で精神的に参ってしまう人が出るのは、避けられない所ですし、子供の世代で、ランクが下がるのも耐えられない所から、不良の問題となってくるのです。
以上のように考えて行きますと、膨大な中間層は、一握りの、エリートとその他元中間層からなる新低辺層、従来からの低辺層に分離再編されるしかないのかも知れません。
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