05/28/02
社会の高度化と不良対策8(中間層の再編 2)
中間層がうすくなると、社会の安定性が危ぶまれると言う考えが支配的で、これに反対する意見は、寡聞にして今まで聞いた事がありません。
この立場から、アメリカ流の国際化に反対する論調がたびたび新聞に書かれています。
でもそれは底辺層に夢を与えて、(アメリカンドリーム)健全化する等他の方策とミックスする事によって回避出来るかも知れないのですから、こうした検討をせず、過去の経験(即ち過去日欧では、底辺層には全く夢のない人生が待っているというパターン)を単純に当てはめた議論をするのは、正しくないかも知れないのです。
ところで、我が国では、この大事な点の議論がないまま、中間管理職の無用論がまかり通っているばかりか、リストラと言う形で?事実上中間層の圧縮が無言で実行されていますので、このコラムで、先ず中間層の圧縮の方法について考えてみる事にします。
中間層の圧縮の方法は、中間層の人口を減らすリストラと、アメリカのように、次々とベトナム難民その他底辺労動力を組み込んで行く事によって、結果的に中間層の比率を下げて行くやり方とが考えられます。
しかし広大なアメリカでも、最近は、移民受け入れに消極的になって来た様ですし、底辺労働者を移民に頼るのは、ねずみ講みたいなものですから、このやり方はいつか破綻してしまうでしょう。
移民の受け入れによる安易な解決をせず、粘り強く、中間層の削減に努めるしかないのかも知れません。
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