05/22/02


社会の高度化と不良対策 2


前回のコラムで、少子化と言う実力行使によって対策をとっている国民のしたたかな知恵を書きました。
私は、日本の人口がもっと減少した方が良いと考えていますので、その結果自体(少子化)に反対しているのではありませんし、不良品を作らないと言う国民の選択は、根本的な解決法とも言えます。
でも、これで良しとして、政策当局や学者が安住しているのでは、発展性がないと思います。
やはり、不良品が出来てくるのは、避けられない所ですから、社会全体で、出来てしまった不良品の行き場を考える必要があるでしょう。
不良品は商品の場合、等級の下限として販売したり、下限にも達しないものは、廃棄したり家畜の餌にする等別の用途に利用する解決法がありますが、人間の場合はどうでしょう?
『別の用途』に利用するのを考えるのは方向転換と言う事でしょうか?
これは、職業訓練等によって、新しい技術を修得させるやり方や、美術学校の生徒が、才能に見切りを付けて、別の事を始める等がこれに当たるでしょう。
しかし、これによって何とかなるのは、転換できる能力を持っている人の話です。
中学や、高校の授業についていけなくなった少年にどのような転進の道を用意出来るのかが本コラムの関心です。
この問題は、ただちに答えを出せるような易しい事柄ではありませんので、次回以降、いろんな角度から、考えてみたいと思います。




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