04/03/08

漢民族の同化政策2(チベット)

こうした歴史から見ますと、1950年以降チベットを武力占領をした漢民族は、力づくで同化政策・・民族抹殺戦略を推進中ですが、こんな短兵急なことをするのは、中国何千年の歴史でもないことです。

やっていることは、ナチスによるホロコースとの再来に似ていて、ナチスの被害が大きかったポーランドがオリンピック不参加をいち早く表明しましたが、こう言うやり方では世界の反感を買うばかりでしょう。

3月30日のコラムで書きましたが、後進国や田舎の人は放っておいても先進地域の言語習得に励みその文化に馴染もうとするものです。

チベット族が中国を占領して文化の進んだ中国文化に同化していくのならば、自分の勝手ですから無理がないのですが、その逆は無理なのです。

ですから、属国にしたままで、漢民族の方から力づくで同化政策を取ろうとすると、無理が出てくるのです。

こうした智慧があったので、古来から、周辺民族に対しては直接支配しないで、朝貢関係にとどめていたのでしょう。

中国はチベット族の反抗に対して、チベット族の佛教信仰に対する迫害を強めチベット族に対する思想教育を強化すると言うのが、今回の教訓になっているようですが、発想が逆でしょう。

中国は、第二次世界大戦前の日本の中国侵略を今だにことあるたびに非難して国内思想教育を繰り返していますが、第二次大戦の終わった5年後の1950年になってから、何ら正当な理由もなくチベットを占領し、その支配下において今だに流血の事態を繰り返しているのです。

現在進行形で侵略中の中国が、そのずっと昔の日本の行為を大きな声で非難する資格があるのでしょうか?

この問題がおきると直ぐに中国は国内問題だと開き直りますが、こんな言い訳がとおるならば、多民族国家では少数民族に対するどんな虐待も許されることになり、ナチスのやったことも非難するのは誤りだということになります。

大量虐殺は占領地、支配地でこそ多く起きるものであるにもかかわらず、占領さえしていれば、国内問題になると言う乱暴な理屈で言論を封じることが許されるならば、占領政策にはどんな批判も許さないという開き直りでしかないでしょう。

こんな野蛮で自分勝手な論理を振りかざす国が、すぐ隣にいるのでは危険で困ったものです。

中国では、辛亥革命以降、士大夫層が消滅し、庶民層が政治を握っているから、王道政治が出来なくなって、国民各層は外国へ行っては泥棒とか汚いイメージを売り歩き国内でも知財その他の剽窃が横行する状態で、(内外ともに泥棒の集まりのイメージです)これを束ねる政府の方も覇道(の中でも最低です)政治に陥っているのでしょう。

 



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