04/12/07

人が大事にされる社会と美しい日本3

人権尊重だ、福祉だといろいろキレイごとをいう人が多いですが、人類の歴史を見ると、結局は需要と供給の関係が重要であって、人口が減れば一人一人が大事にされるし、人口が増えれば、口先だけ人権だどうだといっても結局は邪魔なのですから、大事にはされません。
現在の中国の人権問題と言っても、増えすぎた人口が基本にあって人が余っているのですから、心の底では、誰も人を大事にしたいと思っていないのですから、無理なのです。
西洋の人権思想もペストで人口が激減したあとで、発達し、さらに産業革命で労働力が足りなくなった結果発達したものですし、アメリカのレデイーファーストも移民社会で荒くれ男が大多数の社会で「女日照り」がもたらしたものでした。
明治以降の人権抑圧・・男女差別を、江戸時代からの延長と思っている方が多いでしょうが、実は江戸時代には、みんなおおらかに豊かに生きていたのです。
幕末から明治初めに来た外国人の描写では、西洋の基準からすれば、封建制度下で抑圧されている筈の農民らが、みんな心豊かに生活している様子に、驚き感動している記述が多いのです。
実際にちょっとした行事を想起しても分かるでしょうが、お食い初めに始まり七五三まで、節目節目に子どもの成長を祝う行事がセットされていて、昔の方が子供の成長をみんなで祝っていた・・大事にしていたのです。
明治になって、富国強兵策のために、生めよ増やせよの時代が来てから、一人一人が安くなってしまったのが、明治以降敗戦までの人権抑圧の原因です。
(明治憲法が悪いとか国家神道が悪いのではなく、人が多すぎた結果でしょう。)
比ゆ的ですが、最後は一銭5厘(の赤紙一枚で命を召し上げられる)時代になってしまったと言う訳です。
どこのお店に行っても、大勢の客のいるお店よりもあまり客のいない店に入ったほうが、大事にされるに決まっています。
レストランに行っても、100人も入る大きな店よりも、席が5〜6席しかない店の方が大事にされるのです。
人口が数千万人にもどれば、先ず人間一人一人が大事にされるでしょうし、一人一人の心も今よりもゆとりがあって、みんなが広々とした自分の庭で草花や庭先の昆虫を見て、じっくり楽しめる社会になるのではないでしょうか?
安部総理は、今春の統一地方選用ポスターでは、「美しい日本」のキャッチフレーズを引っ込めたようですが、大量消費を求める産業界の希望との矛盾関係に気づいたからでしょうか?
しかし、安陪総理はまだこのスローガンを外す気持ちはないようですから、もしかして本気でやることになるかもしれません。
産業界は、人口が多く消費も多くないとやっていけないと思っていますが、実は人口が減れば養うべき人口が減るのですから、そんなに生産量にこだわる必要はないのです。
「逆も真なり」といいますから、先ず日本を美しくする努力から入って行くのも、一方法かも知れません。



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