04/08/07
能力格差是正と人口政策2
つい20年前後前までは
「10代まで生きられれば、上等でしょう」
と言われていた障害者が、今では寿命が20〜30年と長寿化して来ているのですが、それでも彼等は寿命が延びたと言うだけで、自分で生きていく能力がなく介護が必要とされたままです。
昔なら生後数ヶ月〜1年前後で死亡していた時代に比べれば、健常者との出生比率が昔と同じ比率であるとしても、滞在期間が長くなった分だけ国内の人口に占める比率が何十倍に増えた勘定になるのです。
例えば、健常者と重度障害者の出生比率が1%で一定とした場合、ある重度障害者が1〜2ヶ月で死亡する社会では、社会的存在としてはゼロに近いでしょう。
しかし、これが医学の進歩の結果20年生存社会になってくると1%×20÷77(平均寿命を仮に77とした場合です)が現役人口比として上昇してくるのです。
生存率の上昇はめでたいようなものの、社会負担・国際競争力の観点から見れば、重たくなる一方です。
高齢化も同じで、元気に働ける人がいくら高齢化しても、高齢者の雇用さえ確保できれば、経済問題・・ひいては社会問題ではないのです。
ガン・脳卒中その他の病気もそうですが、社会復帰出来るまで治るならいいいのですが、そうではなくて要介護あるいは、日常生活を何とか出来るが働くまでは出来ないような場合、生存率が伸びれば伸びる程社会の経済負担が重たくなることが多いのです。
こんなことばかり書くと、「血も涙もない」と言われそうですが、優しいか・可哀想かどうかの問題を抜きにして客観的な経済現象統計的比率をここで書いているだけですので、お間違いのないようにお願いします。
関係者にとっては、仕事しなくとも生きていてくれるだけであり難いでしょうが・・それはそれで別の話です。
ヤクザなど社会に迷惑をかけるだけの人も同じで、(一種の障害者?)こう言う人は生活もめちゃくちゃですから、自業自得でそれなりに寿命も短かったのです。
昭和年代ころまでのヤクザものは、40前後でばたばたと死亡していました。
ところが、今はこう言う人でも心臓が苦しいとか腎臓が悪いとかいろんな症状が出ると直ぐに病院に担ぎ込まれては、透析したりして巨額の高度医療を受けて(当然彼等は無収入で、生活保護ですから無料です)元気になって出直して来ては悪いことをするのです。
昔は、薬物や、飲酒過多で肝臓障害が多かったのですが、このころは高齢化にあわせて腎臓や心臓関係でしょうか?
この結果、無茶な生活をしていた人たちも、昔に比べて結構長寿化し、存在比率が上がっているのです。
(社会からの退場が遅くなっています。)
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