04/08/07
能力格差是正2と人口政策1 (先憂後楽への復帰2)
話を消費の先取り(稼ぎ以上の消費)・・・サラ金禍・大量消費思想の転換に戻しましょう。
03/31/07「先憂後楽社会への復帰1 (人口縮小2と収支の均衡1)」の続きです。
地球温暖化対策やその他を考えると、もしかしたら、成果の先取り思想をもう一度転換して、稼いでから物を買う・・先憂後楽の思想に戻るための研究が必要な時代がそろそろ来ているのかもしれません。
そうは言っても、無駄遣いのためではなく生活に必要な消費に見合う収入が足りなくて、借りる必要があるとすれば、サラ金禍をなくすには、収入の平準化に向けての工夫が必須です。
そのためには、国民総所得が一定とするならば、ワークシェアリング・・みんなで仕事を分かち合うする社会に作り替えて行く必要があるでしょう。
仕事を分かち合わないで、結果としての収入だけを分かち合う方法は、借金と生活保護(各種補助金)となりますから、社会構造が不健全・精神病者も増えるし、犯罪も増えるでしょう。
社会が高度化してきて、能力の低い人の仕事がなくなった・・低賃金労働しかないのが収入格差の原因とすれば、能力格差が、経済格差を生む原動力と言えます。
収入格差ゴマカシのために、消費者金融が発達していると言う図式を変えるには、根本原因である能力格差を縮小して行くための方策が重要です。
そのためにも、元気でピンピンしているのに、仕事の出来る人と出来ない人とに分化しているのでは困りますから、可能な限り人材の均質化を図る必要があるのです。
国策としては、単に「子供を生んでくれ」というのではなく、高級人材を多くするのか、・・・低レベル人材の拡大再生産による均質化を目指すのかの戦略的選択が重要です。
私は、05/11/05「少子化と民度・学力低下6(品質管理1)」その他繰り返しあちこちに書いていますが、現在の少子化対策は低レベル人材の再生産を奨励する結果になっているので、その方向を変えるべきだと言う意見です。
ただでさえ、医療や福祉の充実によって、労働能力から見て低レベルの人材比率は、放っておいても上がる一方なのです。
非労働力人口である高齢者や、各種障害者の増加で国内の労働力率が下がる一方の時代になっているのです。
その方向の増加・・高齢化自体は、人道的見地から奨励すべき?めでたいことでしょうが、その分、従来以上に稼動できるべき健常者の、質的向上を図らねば、国が持たないのではないかという意見です。
非労働力人口の労働力人口に対する比率増加は、社会の高齢化と言う言葉で括れるのでしょうが、その内容に注目すべきなのです。
たとえば、昔なら重度障害の出産児の場合、出産直後に死亡していたのが、医学の発達によって、出産後2ヶ月、3ヶ月と延びて、現在20歳くらいまで生存可能になっているとすれば、これも高齢化の一種ですが、(平均寿命の平均を大きく上げているでしょう)この世での滞在時間が何百倍にも増えて行く計算です。
関連ページリンク
©2002,
2003, 2004, 2005, 2006, 2007, 2008 稲垣法律事務所 ©弁護士 稲垣総一郎
Design
/ Maintained by Pear Computing LLC
