04/02/07

収支不均衡5と融資3(系列取り引き2・・補助金1)

公共工事の入札でも、談合防止のために市内業者・準市内業者に入札資格を限定する扱いを止めるべきだと書いた事がありますが、同じ考えです。
市内業者育成と言うのが、役人の言い分ですが、お互いに他市町村に乗り入れ出来た方が、業者にとって便利である筈でないかとそのコラムで書きました。
国際的には、第2次世界大戦の直接の原因になったブロック経済の地ローカル・個人版です。
これまでも折に触れて紹介してきましたが、住宅ローンではもとは提携ローンと言って、銀行と提携している業者の保証付きや仲介でないと貸してもらえない時代が結構長かったのです。
しかし、融資を申し込みに行ったら三菱銀行は三菱の提携している建設業者の申込み以外は受け付けないと言うのでは、却って住宅ローン顧客を逃すことになるでしょうから、今ではこうした提携ローンはどこの銀行でもやっていません。
要は、貸し付け行為が援助・・恩恵ではなく、商売として採算が取れるものであれば、ひも付き融資などは自然になくなるのです。
「貸す」と言う言葉は、今では商売が中心ですが、元は恩恵が中心の資産移転行為でした。
ですから、借りる方が弱いイメージですが、実は経済行為としては、もう、かなり前から商売(もうけを目的)に転化してきているのです。
家の賃貸借に関する借地法や借家法でもそうですが、元は住むべき家や土地のない弱者が借りる・・恩恵を受ける・・ですから保護しなければならないと言うイメージで作られているのです。
ところが、都会のオフイスビル賃貸などになると、もう何十年も前から純粋なビジネスとしてビルを建築し、借りる方もビジネスとして借りているので、借りる方が客として強い立場になっています。
テナントと借家人や間借りの語感の違いです。



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