04/01/07

収支不均衡4と融資2(系列取り引き)

いわゆるヒモツキ援助と言うものですが、そのうちアンタイド ローンにすべきだと言う国際世論になってきましたが、どちらにしても貸し付けによって購買力の出たその国にお金を貸さなかった他の国も物品を売れるようにすべきだと言うだけの話です。
たとえば日本が援助してダムや港湾を作る工事をすることになった場合、その工事は日本が受注できる条件で援助するのが普通ですが、これを援助しなかった世界中の国に対して、公平な入札機会を与えろと言うもので虫のいい話ではあるのです。
第2次世界大戦の大元の原因・・端緒になった日本の中国大陸での特権的地位(いわゆる対支21か条の要求・・1915大隈内閣)に対して、アメリカによる門戸開放・機会均等要求がありましたが、結果だけ見ると、歴史の繰り返しです。
こうした歴史があるので、(もう一回アメリカと戦争する訳には行きません)日本では徐々にアンタイドローンを増やしてきました。
ところで、トータルとしてみれば、生産国と消費国に分かれていて、生産国側では誰が融資したかは別として購買力のついた国にその分余計売りたいのは同じです。
これを国内に当てはめて消費者と販売業者に分類すれば、消費者がどこの金貸しから借りたのであろうと、どこで給料を貰ったのであろうとも、お金の持っている人に買ってもらいたい・・金貸しや雇い主と関係のない一般商店みたいなものです。
金貸しの系列あるいは勤務先の系列の店以外には、そのお金を使えないと言うよりは、どこでも使えるお金の方がトータルとしての消費が伸びるでしょう。
こうしたヒモツキ融資に始まる各種系列関係は、もとは国内でもあったし、どちらかと言えばわが国で特に発達したものと言えるかもしれません。
地元産品を買いましょうとか、親戚だから買うとか、会員制にするなど兎も角業者としては囲い込みたいものでしょうが、これは自分だけいい思いをしたいというだけであって、みんながそうすればその分、自分のところにもフリーの客も来なくなるのですから、全体消費としては逆に窮屈になって減少することになると言うのが支配的意見ではないでしょうか?
みんなが倹約していれば、全体としては不景気になるのと同じで、自分だけの論理と全体の論理は違うのです。



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