04/11/05

明治維新の開国と中国の開放経済2・・・「漢承秦制の思想と北朝鮮体制」

今の北朝鮮が、金正日体制(一種の王朝制でしょう)の瓦解を恐れて、今風の世界秩序になかなか参加出来ないのと、清朝末期はどこか似ていますね。
朝鮮又は韓半島では、歴史上中国の思想や制度が最上のものとして尊ばれ、(私の偏見ですが、事大主義の国でしょう)頑固に守って来た国ですから、中国の「漢承秦制の思想」も骨の髄まで染み込んでいる筈です。
幕末から明治の開国にあたって、説明に行った日本政府に対し、李氏朝鮮は、「夷荻の真似をするなんてとんでもない」と口を極めて非難したようですが、そうした思想背景があったのでしょう。
これに対し、わが国は、古来から律令なんぞは形だけ導入して、実用に応じて政治体制を柔軟に変えてきた国民性ですから、朝鮮の対応には驚きますが、(勿論前からそういう融通の利かない固い国だとは知っていますが・・・)硬直した頭の持ち主だくらいにしか思わずに、朝鮮を放っぽったまま自分だけ開国に踏み切ったのです。
朝鮮の方は、日本を裏切り者くらいに思って日本を非難し続けますので、(今でも何かあると、いつまでもうるさいですよ!)このときの行き違いが、後の征韓論に繋がっていくのです。
干(YU)敏氏の論文に戻りますと、同氏の意見では、
「中学為体、西学為用」では、体と用は終始2つのものに分離しているのに対し、(日本の和魂洋才は、)魂と才(知識)は1体になれるものである。」
「これは認識論上の根本的な相違であると言わざるを得ない」
と書かれています。
分ったようでよく分りませんが、ともかく日本向けの論文ですから明治での日本の対応を、持ち上げてくれているような雰囲気です。



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