04/08/05
専業主婦の時代4・・・・女性の地位低下と教育ママ1
そのころから、男性は従来の牧歌的な働き方を卒業して猛烈社員として社会訓練を受けて企業戦士として変身していきました。
ただし、今でも植木屋さんなどは、旧時代の働き方ですが、地方公務員の働きかたはバブル以降少し進んだように思います?
結婚を永久就職と言い、その内容を「3食昼寝つき」と揶揄されるようになった専業主婦層は、どう対応したのでしょうか?
多分最初のころは、そうした表現が妥当するようなところがあったから生れた言葉でしょうが、本気で安楽な生活をしていたのでは、あまりにも危ういと悟った人もいたでしょう。
自衛本能が働いて、ある程度骨のある少数の人は、ガラスの天井を破って社会進出を果たしていったでしょうが、その次に位置する多くの女性が、当面の仕事として邁進したのは、従来の文化活動の延長である子育て・教育だったのではないでしょうか?
女性が農業その他の主たる担い手の時代には、子育てと言っても、犬ッころを育てるのと同様に農作業の傍らに寝かせておいて働いたり、ある程度育てば学校や子供同士の遊びに任せて自然に育つのを待てばよかったものでした。
野口英世の伝記を想起すればいいでしょう。
それが専業主婦の時代になると、幼稚園に入る前からどころか、生まれたらすぐに幼児教育という時代に過熱して行くのです。
教育ママという言葉が生まれたのは、このころでした。
以来、子供の教育は、妻の最大関心事として定着して現在に至っているのですが、女性が子育てに関心があるのは、姓の本質として誰も疑問に思いませんし、私もそれはそれで正しいと思います。
しかし、これほどの関心を持つようになったのは、女性の家庭内の地位低下と密接な関係があると私は思います。
関連ページリンク
稲垣法律事務所コラム内:歴史に関するコラム
稲垣法律事務所コラム内:結婚、婚姻に関するコラム
©2002,
2003, 2004, 2005, 2006, 2007, 2008 稲垣法律事務所 ©弁護士 稲垣総一郎
Design
/ Maintained by Pear Computing LLC
