04/30/03
プロとは?1
いろいろな証券会社の人が来ますが、投資を勧める会社の社会的意義や将来性の説明
よりも、「朝から上がり始めているから買わないか」、「下がり始めてるから早く処
分しませんか」または特別情報として「・・・の情報が有りますから、必ず儲かりま
すよ」と言う類いの勧誘ばかりです。
こういうセミプロが幅を利かしているのは、機関投資家・金融関係だけでしょうか?
建築関係者も、美容関係者も変わりません。
美的センスに自信があって、ペンキやさんや美容師になった人が滅多にいない現実を
直視するしかないでしょう。
私ごとですが、自宅建設の際、洋風の建物に、カーテンは断って、障子にしました。
この頃、我が家の経験を活かしたのかマンションでも障子の家が増えて来ましたが、
その頃は全くなかった事もあって、変わった事を要求すると言う態度でした。
「障子の桟に白くペンキを塗ってくれ」と言うと、障子と言うものはそんなものじゃ
ないと言う反対をされたものでした。
私達は、結婚したばかりのころ、(30年以上前です)実際に障子の桟に白くペンキ
を塗って快適な生活した事が有りましたので、ともかく塗ってもらいました。
床のフローリングもキッチンの設備もどう言う訳か茶系など暗い色にしたがりますし、
サッシの枠もそうでした。
コンピュータなど今でも暗い色が主流ですね。
ここ何年か建て具類には明るい色が使われるようになったのは御同慶の至りです。
彼等は、経験だけがよりどころで、過去の多くの事例ばかりで仕事をしようとします
ので、「業者=プロとは、固定観念の代名詞」かとしみじみ感心しましたよ。
土地のプロと思っている不動産屋も同じです。
バブルの頃から土地値が上がりはじめると、追っかけて買っていたのはプロであるべ
き不動産業者や企業で、個人は逆に売り抜けていたのです。
ところで、現在の景気低迷の根本は、大手ゼネコンや不動産業、さらにはこれを担保
にとっている金融機関が、大量の不良不動産を抱えているところに有るといわれてい
ます。
土地は湧いてくるものではありませんから、バブル期に高値で買った企業の対極に売
り逃げた多数の個人所有者がいるのです。
素人は、「値上がりすれば売りたくなるし、セミプロは、上がりはじめると追っかけ
て買いたくなる」と言う図式はどこの世界でも同じです。
世上、無知蒙昧といわれ、当事者もそのように卑下していますが、どうして、どうし
て、この間に売り逃げたのは、個人所有者特に多くの土地を持っていた農家が殆どで
す。
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