04/07/03

素人(消費者)とプロ(業者=商人)の違い 1

この機会に素人すなわち消費者と業者=商人が競合する一般的なテーマについて少し考えてみましょう。
「『業者』がその道のプロで有る」と言うのが一般的な認識であろうと思います。
しかし、前回のコラムで書きましたように、商品仕入に関しては「業者」は必ずしもプロではなくて、本質的に消費者と全く変わらないとい得るでしょう。
業者の特性は仕入れにあるのではなくて、仕入れ後の加工能力に有ると言えるでしょう。
完成した商品、消費者がそのまま使える商品に関しては、中間の問屋、小売り商と、エンドユーザーたる消費者と比較すると、何ら能力差がないどころか競売の場合と同じで、消費者は業者よりも、コストが低い分もっと高値で購入出来る分だけ競争上有利な筈です。
それなのに、どうして消費者がメーカーや問屋から直接買わない(買えない)慣習になったのでしょうか?
現象的に見ますと、最初は、自己消費分を遥かに超過する大量購入してくれるか、継続的に買ってくれるか程度の違いしかなかったと思います。
交通網や運送業の未発達の時代には、まとめて買って行った業者が各地に持って行き、そこで小分けにして、更に2次問屋3次問屋、最後に小売店へと分散する機能が必須でした。
これが商人の原型とも言えます。
こういう機能分担をして継続的な仕入れをしていると、必然的に業者の商品知識が豊富になって来ます。
又、生産者とも継続的な取り引きを通じて特別な関係が築けるようにもなります。
ちなみに皆さんは商人の定義を知っていますか?
次回から、法律上の商人の定義を見て行きましょう。

 
関連ページリンク

コラムTOP

リンクを当コラムにはられる方はお読み下さい

©2002, 2003 稲垣法律事務所  ©弁護士稲垣総一郎
Design / Maintained by Pear Computing LLC



ブログ
株式投資