04/18/02

我が家のなかま達

我が家には、ともえちゃんという名のゴールデンリトリバーが住んでいましたが、あの世に旅立ってしまいました。
昭和の終わり頃までは、雌雄2羽のガチョウが住んでいました。
2日に一個、大きな卵を生むので、目玉焼きにするとハンプティダンプティのようだと子供達が喜んだものです。
ガチョウは、働き者で一日中芝生の草を食べてくれるので、それまで苦労していた庭の草むしりから解放されて、私は多いに助かったものです。
そのうち庭の草を食べ尽くしましたので、今度は早く草が生えないものかという気持ちになり、子供達が(勿論私も)出かけるとガチョウの好きな草を手にいっぱい持って帰るようになりました。
昼間、家にお客様が来ると、庭から、2羽が家に首を突っ込んでガァー、ガァーと、妻に話し掛けるので、妻はお客様の声が殆ど聞こえなくて、困っていたものです。
この愉快なガチョウ達も、いまは我が家におりません。
先日ガチョウを預かって下さっている所に、今年も妻と訪ねたところ、沢山の家族と一緒に元気そうに泳いでいました。
10年ぶりに近くに来たので、名前を呼んでみると、憶えていたのか泳いで寄って来ました。
いまは息子がリーダーらしく、人間に近付いてはいけないと言う態度で、お父さん(今ではおじいさんか?)に対して頻りに嘴で突くのです。
お父さんガチョウは、仕方ないなあと言う態度で、私に近付くのを止めてグループで遠ざかって行きました。
私達は、『分かったのかなあ?』と話していましたら、ガチョウの家族で話し合いが付いたらしく、群れから離れて、真直ぐ私の所に泳いで来ました。
今度は、我が家にいた時のように膝に乗ろうとして、体をすり寄せたり、仲間同志の毛づくろいのように、私の手を小刻みに嘴で啄み続けました。
いつまでもいつまでも続けていましたが、私の方が飽きて来て、別れる事にしました。
今年の春の出来事でした。
旅立ってしまった愛犬には、こうして会いに行けないのが残念です。
ほかにも思い出の仲間がいますが、きようはこの程度にします。




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