03/26/07

国家の品格4(象徴=代表3)日本の顔

ところで、天皇が国民の総意に基づくかどうかは議論があるでしょうが、総理だって、国民の直接選挙ではなく、与党自民党内部の政治的駆け引きで決まるものです。
総理は、一応選挙によって選ばれた政治家によって選出されるものですから、まさにその時々の国民の代表であり、その結果国民の象徴・国民の顔になるべきでしょう。
金脈にまみれた人物を、当時の国民が代表として選んだのですから、田中角栄氏こそ、当時の国民の代表であり心理的にも経済的にもいろんな意味での統合の象徴であったのです。
田中元総理は、メジロ御殿と言われる大きな屋敷を構え、その庭の池に飼っていた立派な錦鯉に、下駄履きで餌をやる得意満面の元総理の姿・・映像を覚えている方が多いでしょうが、まさに成金趣味の権化でした。
その彼が当時の日本全体の代表であり、象徴であると言えば、自民党政治に反対して野党に投票していた人や、自民党支持者でも彼に反対の立場の人もいたでしょうから、その人たちには異論があるでしょうが、政治は結果です。
とにかくそのころあるいはその後のバルころまでの日本人は、世界中から見て成金趣味の権化みたいな人が多かったのではないでしょうか?(恥かしいことです・・。)
何しろ、そのころまで外国で日本人と見ると売り子が大声で寄ってきたものです。
私もそのころには有権者でしたから、自分が自民党支持だったかどうかは別として、同時代人として、彼が自分たちの代表になっていたことは、紛れもない事実として受け入れざるを得ないでしょう。
結局は、当時の支配的生き方を彼が代表し、象徴していたと言うしかないでしょう。
天皇家は金脈にも人脈にもまみれず、清潔なだけですから(と信じていますが・・・・。)当時の日本を象徴するべくも有りませんでした。
もしかしたら、天皇家は公明党支持者の象徴だったことになるのかな?
ただ、そのころには私達は有権者になったばかりの若い世代で、本来の選出母体世代でなかった・・政治的発言力の弱い世代だったと言う言い訳をしたいのですが、・・・都合のいいことは直ぐに思いつくものです。
その意味では、同世代であった小泉前総理の総合的生き方が、私たちの世代を100%近く(ここまで言うのは、持ち上げすぎか?)代表し、象徴していたと思っています。
小泉氏の思想信条の本当のところまでは知りませんが、いずれにせよ自民党右派の代表的立場としての行動と私の信条とは、かなり違う点があることを、あちこちのコラムでその都度書いてきました。
それでも同時代人の生き方パフォーマンスとしては、いろんな分野でのセンス全般が一致していたので、個人的には好意的な書き方になっています。
では、ビシッとしない安部現総理は、どの世代の代表・・・象徴なのでしょうか?



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