03/25/07

国家の品格1

この関係を改善するだけでも、販売業者のほうでは、物販にあたって、できるだけ現金取引にしようとする動機・・・現金客優遇の動きが出てくる筈です。
今では、現金取引客よりもカード客(本来は延払い)のほうがデパートなどでは、優遇される仕組みで、現金で買うからと言って値引きしてくれるわけでは有りません。
本来は現金価格とカード価格の2本立て定価であるべきなのですが、逆にカードの場合何%引きなどのキャンペインを見かけます。
こんな不思議な仕組みになっているのは、焦げ付きリスクを負わないし、金利で稼ぐ関連会社が別に存在するからです。
(西武やそごうの場合には、クレデイセゾンです)
最初の月賦販売のころには、販売業者の入金が遅れるのですから、金利負担は消費者だけがするのは公平でした。
そのうち提携ローンになって、販売業者が直ぐに現金をを貰えるので、販売業h差にとっては現金客もカード客も違いがなくなってきたのです。
それでも提携ローン制度が始った最初のころには、提携建築業者や販売業者は債務者の保証をしていたのですが、いつの間にかそうした商慣習がなくなってしまい、無責任になってしまったのです。
こんな理屈は別として、客から見れば現金でもカードでも同じ定価と言うのは、不公正・・・一方的な仕組みです。
素朴単純な常識に反する仕組みには、それなりの目くらましのテクニックがあるのですが、テクニックは飽くまでテクニックであって長い時間軸の経過で矛盾が露呈する筈です。
与信販売による過剰売りつけによる矛盾激化の先送り機能を果たしてきたのが、連鎖的重層的な業者構造(銀行からサラ金・ヤミ金に至る)および金融関係業者(保証会社や再建回収業者など次から次へと生まれてきます)の複雑化でしょうが、それも限界が来たと言うことではないでしょうか?
個人的レベルで策を弄するのは、まだ個人の生き方の問題でしかないのですが、(そう言う商売は王道ではないので蔑まれる筈ですが・・。)国家・・社会全体でやって来たのが、過剰与信・過剰販売策ではないでしょうか?
国家の品格と言うレベルでみても、情けない話です。
ちなみに、国家と言う表現を改めるべきであることについては、05/13/04「国民の祝日に関する法律1・・・「国家とは?」その他あちこちに書いて来ましたので、正確には社会の品格と言うべきでしょうが、国家と言う熟語の方が幅を利かしているのでここでは世間に合わせているだけです。
小手先の策を弄して儲けに走る商人がいても「ふーん・・頭のいい人の考えることは違うわ〜」と感心する漫画があってもいいのですが、そんなのは漫画どまりにすべきです。



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