03/13/07

生活保護と過去の債務1(中高年者の生活)

こうして、50代後半になると、職域が狭くくなる一方・・労賃の単価も下がる一方ですから、一日も早く年金生活に入るのを待ち望んでいる人が多いのです。
と言っても、年金で遊んで暮らすのを楽しみにしているのではなく、
       「年金の6万円でも4万円でも早くもらえれば、生活費の足しにしたい」
と言う切実な願望でしかないのです。
(徐々に収入が減少して・・生活費が徐々に足りなくなっている人です)
一応親方になって、40〜50台くらいまで、少しばかり羽振りが良くて人の面倒を見ていたような人も、そのころの蓄積をこの間に使い尽くし早く年金を貰えるようになりたいと思うようになるのです。
ましてや、最後まで人に使われていたような末端労働者は、50台から仕事が減って生活苦が始っています。
(たとえば、宅急便の配送をしている人などは、一点いくらの世界ですから寸秒を惜しんで走り回っていますが、高齢化してくると効率が落ちて、稼ぎが減少して行くのです。)
こうして、年金受給前から借金や未払い債務が徐々に増えてきていますので、(緊急性のない年金の支払いが怠りがちです)やっと年金を貰えるようになったと思ったら、その返済のために年金の前借が始まるのです。
来年4月から年金を貰えるので、それまで貸してほしいと言う類(たぐい)の借金が増えているのです。
生活保護者の年金前借問題を、12/14/06「年金担保融資の弊害5(生活保護の空洞化1)」で、少し書きました。
実は生活保護を受けるまでに、周りから借りるだけ借りて、あるいは支払いを延ばせるだけ延ばしている人が大半どころか、99%と言ってもいいでしょう。
借金がこれ以上できなくなってから、生活保護申請するのが普通ですので、生活保護になってからでも、少しでも返す必要があるから年金担保融資が必要となっているのが大半です。
例えば生活保護申請者では、既に家賃滞納や電気代未納が、何ヶ月と言う人が少なく有りません。
(そこまで、頑張っていいる人が多いのです。)
当然、その前提として親戚や友人からの寸借も、行き着くところまで行っています。
こうして、やっと生活保護の支給が来月から始まるとなっても、生活保護のほうでは、過去の借金の支払いまではしてくれません。
そうなると受給者は、折角貰った生活保護費から溜まった家賃や電気料金などの支払いをしなければ、アパートを追い出されたり、電気や水道が停まったままとなってしまいます。
こうして、まだまだ地獄のやりくりが続くことになるのです。



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